ニコラの気持ち ページ25
*
私達に近寄る一人の青年。それはニコラだった。
ニコラは私達の前に膝末いた。
ニコラ「ラマ…」
ラマ「…っ」
まだ私を抱きしめるラマが少し驚いた。
ラマ「ごめんなさいニコラ…あなたを操ってて…」
ニコラ「…俺は、操られててすごくムカついた。こんなやつ…誰が好きになるかってな…」
ラマ「…っっ」
ニコラ「…でもお前は、俺のために一生懸命何かをしてくれた。俺に愛想尽かされてもずっとついてきてた…」
私を強く抱きしめるラマの手が緩くなった。
ニコラ「…俺はAが好き…だけど、その気持ちが本当かどうか、わからなくなっている。」
ゆっくりとラマは振り向く。
ニコラ「…多分、お前といたせいだな。俺はお前が好きかどうかまだわからない…だから、この気持ちが何なのかわかるまで、俺といてくれないか?」
ニコラもラマも涙を流してる。
ニコラ「こんな不純な動機で…いいか?」
ラマ「…う、ん。うん!」
ラマはニコラに抱きついた。ニコラもラマを抱き締めた。
貴「…はぁーーー。疲れた…」
目の前の二人は愛し合ってると思うけど…ニコラ、本当は気付いてるでしょ?
貴「お幸せに」
抱き合ってる二人を残して私はふらふらと立ち上がった。
ジュ「A…」
ふと、目の前にジュダルが立っていた。
貴「…ジュダル、これは嘘じゃないからよく聞いててね」
ちゅっ
ジュ「…!///」
貴「…好き」
この気持ちに嘘はない…_____
ジュ「は?どうせそれも嘘だろ?」
ニヤッとジュダルは笑って私を見た。
貴「え?は?…はぁぁ!!?」
ジュ「はははっ、お前に言われた言葉、言い返してやったぜー!」
貴「嫌い、バイバイ」
ジュ「え、ちょ、まてよ!」
ふらつく私をジュダルは抱き締めて言った。
ジュ「嘘だよ…大好きだ…でも、信じられねぇ。」
震える声で泣いてるんだなって思った。
貴「嘘じゃないよ。大好き」
きゅっ、とジュダルの手を握った。
*
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りぃりぃ♪(プロフ) - 紅梨さん» 感動していただいて光栄です!ラマは美しく成長してますよw (2015年8月5日 9時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - あゆみさん» ありがとうございます! (2015年8月5日 9時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
紅梨 - オォ泣いたぜ俺は………ラマちゃん美人すぎやろ (2015年8月1日 5時) (レス) id: 3fc559cfe6 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - すごく、良い作品でした! (2015年7月19日 11時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - キルアloveさん» ありがとうございます!ニコラとラマの絵も描きたいと思いますw頑張りますね! (2014年11月22日 14時) (レス) id: e7f9a645cd (このIDを非表示/違反報告)
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