ラマの気持ち ページ24
＊
はぁ、はぁ、はぁ、
かれこれ数十分、私はラマと戦っていた。
ラマ「はぁ、はぁ、…ふっ！」
ビュンッ
ラマから光が放たれ、私はそれを避ける。
光の弾が私に向かって放たれる。
私はそれを真っ二つにしながらどんどんラマに近づいて行く。
ラマ「はぁ、はぁ、…んでぇ！？」
貴「え？」
ラマ「なんで攻撃しないのよぉぉ！！」
ボロボロと涙を流していた。
ラマ「なんで防ぐだけで私を殺そうとしないの…？ねえ！」
ビュンッ
私は顔の近くに来た弾を避けた。
けど頬に切り傷ができた。
ラマ「私はあなたを恨んでる…ニコラを…ニコラをとったから！！」
ビュンッ
ザシュッ
肩にかすった。
貴「う…」
ジュ「A！！」
貴「こないで！」
私はゆっくりゆっくりラマに近づいて行く。
ラマ「…っ、来るなぁぁぁ！！！」
ビュンッ
ドッ…
貴「…かはっ」
足をやられた。とても痛い。けど…
ラマ「っっ…なんで来るの！？どうして！？」
私はそれでも足を引きずってラマに近づく。
貴「聞いてラマ…私ね、ラマのこと嫌いだよ。」
ラマ「！！そんなの知ってるわよ！」
貴「でも…それは今までの話…！ラマに再開して、嫌なとこも見たけど…ニコラを愛する気持ちは本当だって…わかってる。」
ニコラ「…」
ラマ「…っ」
貴「それに…今、本気で来てないで、しょ？本気なら…私の足なんて吹き飛ぶはず…」
ラマ「！」
貴「ラマは本当は優しい子。昔と同じ…」
ラマ「…だ、黙れ！私はそんな子じゃない！」
貴「なら、本気で殺してよ。私のこと」
私はゆっくり足を崩して座った。
貴「ほら、来なよ？」
ラマ「…っ、なっ、何…」
手の中の光が薄くなってる気がする…
貴「…ほら、優しい子でしょ？」
ラマ「…う、うるさ…い…」
涙を流してキッと睨んできた。
私はそんなラマを抱き締めた。
ラマ「！！！」
貴「私、そんなラマが好きだよ」
・
ゆっくりと、ラマも私の背中を抱き締めた。
ラマ「…私だって、好きよ…。貴方が昔私に声をかけてくれたのが嬉しかった…！でも、私はニコラを愛すあまりに、貴方に嫉妬してたの…！」
ぎゅううと抱きしめるラマは泣いていた。
貴「…もう、私はニコラを好きじゃないから。」
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りぃりぃ♪(プロフ) - 紅梨さん» 感動していただいて光栄です！ラマは美しく成長してますよw (2015年8月5日 9時) (
レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - あゆみさん» ありがとうございます！ (2015年8月5日 9時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
紅梨 - オォ泣いたぜ俺は………ラマちゃん美人すぎやろ (2015年8月1日 5時) (レス) id: 3fc559cfe6 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - すごく、良い作品でした！ (2015年7月19日 11時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - キルアloveさん» ありがとうございます！ニコラとラマの絵も描きたいと思いますw頑張りますね！ (2014年11月22日 14時) (レス) id: e7f9a645cd (このIDを非表示/違反報告)
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