は？どうせそれも嘘でしょ！2【ジュダル】

お前は ページ18

ジュダルside




俺はAを寝かせて部屋を出た。








だが数分後









ジュ「…あれ、俺って今チャンスじゃね？」






そう、寝ているAにやり放題できることを思い出した。





これってよくないことだとわかるが…




好きな女が目の前で無防備なのを放っておけるやつはいるのか？


いないだろう？




…え、忘れてたじゃんって？




それは言うな。俺だって後悔してる←




だから今いこーとしてるじゃないか







ジュ「〜♪」



鼻歌を歌いながらくるっと踵を返して部屋に戻ろうとした。









Aの部屋の近くを通った時、誰かの声がした。




「〜…！」




何か叫んでる





ジュ「…？」





不思議に思い、その声が聞こえる方に向かっていった。









ジュ「…なっ…！」





そこにいたのは、Aを抱えたニコラがいた。






ジュ(なんでこいつがAを抱えてるんだ！？)





そう思い、口を開いた。




ジュ「おまえ…何やってんだよ…」






怒りで声が震える。



そしてニコラが振り向いた。




顔は何故か真っ青だったけどそれどころじゃなかった。




ジュ(気安くAに触りやがって…！！)








無理やりAを奪った。





Aは怪我をしていた。





ジュ「A…！しっかりしろ！！」




俺は医務室に向かって走った。




空を飛んだ方が速いけどAが気絶してるから乱暴にはできない







ダダダダダダ



ジュ「はぁっ、はぁっ」




ニコラ「はぁっ、はっ、はぁ」






な、ん、で





ジュ「お前も来てるんだよ！！」




ニコラ「ああ！？Aが心配だからだよ！」




ジュ「はぁっ！？なんなんだよてめーは！！」




ニコラ「お前こそAのなんなんだよ！！」




ジュ「俺は…！」




俺は…





Aの…





何だろう…





ジュ「俺…は…」




ニコラ「？俺はAの恋人だぜ」




ジュ「っ！も、元だろ！お前はラマってやつと結婚したんじゃねーのかよ！」





ニコラ「なんでそれを…！」




そうこうしてるうちに医務室についた




ガラッ



ジュ「誰かいるか！？」


医「し、神官殿！？どうなされたのですか？」




ジュ「Aを治せ！早く！」




医「は、はいいい！！」







ニコラ「…なあ」





ジュ「ああ！？」






ニコラ「お前って本当に…









Aのなんなんだよ？」







ジュ「…！！」

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