煌帝国の暗殺者 【練 紅明】

２５．大好きです ページ32

〜紅明side〜

炎「俺は一週間前Aに結婚を申し込んだ」


皆「「「！？！？」」」


　兄王様もAが好きだったのか・・・


　それにしても結婚を申し込むなんて


　私はAが好きだ


　私だって結婚を申し込みたいくらいだ


　だけど兄王様に逆らうわけにはいかない


　あとはAに返事しだいですね


炎「今日、Aに返事を聞くことにしていた」


　断わってください！！


　私は貴女のことが＿＿＿＿＿＿


炎「A、返事を聞いていいか」


　お願いします！！


貴「わ、私は＿＿＿＿」


　結婚なんてしないっていってください


　まだ私の隣にいてください

・


・


・


　Aはこの話を受けるという顔をしていた


　諦めたほうがいいのかもしれない


貴「その話を受け(フワッ えっ！」


　とっさに体が動いた


　諦めるつもりでいたのにな


　でもここまできたら引き返すわけには行かない


　私の想いを全て打ち明けよう


炎「なんのつもりだ


　 紅明」


明「Aは私の従者です。


　 それに大切な人です、私の側にいてほしいんです！！」


　腕の中のAは泣きながら微笑んでいた


　それはこの気持ちに対しての返事と思っていいんだろうか


炎「紅明・・・お前はAが好きなんだな？」


明「はい！」


貴「私も紅明が好きです、この話は受けられません」


　やっとこの気持ちが伝わった


　Aが私を好きだったなんて


　こんな幸せなことがあっていいのでしょうか


炎「紅明、お前には負けたよ・・・」


明「Aだけは渡せないんです



　

　 愛していますから((ニコッ」


　私はAを見て微笑んだ


　Aもこちらを見て微笑んでくれた


　大好きですよ、A・・・


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　そろそろ続編に行こうと思います！


　 応援してくださった皆様！ありがとうございました！！

　
　

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