キド「お前は私たちを嫌わないのか？」セト「僕らは、ほかの子と違うのに」カノ「それでも、そばにいてくれる？」あ「いるよ。嫌だって君達が思わない限り」

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夏休みまであとわずかという日






あ「・・・最悪だ」








手に持った用紙を握りしめて、私は震えていた









シンタロー「お前www数学２１とかありえねええwww」






あ「う、うるさい！！えっ・・・嘘でしょ・・・・あれだけやってこれだけ・・・」






アヤノ「A、気にしなくていいよ。私なんて・・・」









夏休みまえの期末テスト
その結果は散々な結果に終わってしまった









あ「補習なのかな、これって」





アヤノ「そうかも」









がっくりとくる私たちに、となりでシンタローがため息をついた









シンタロー「お前ら、ちゃんとやってどうしてこんな結果なんだよ。何をどう勉強したんだよ」







あ「まず計算して・・・・食べた・・・」







シンタロー「はあ！？胃袋で覚えられるわけねえだろうが！！」









バシっと私とアヤノの頭をかるく叩いた









アヤノ「なんで私も・・・？」







シンタロー「お前も同罪だ」








あ「これだから、頭のいいやつは・・・・余裕綽々と・・・」







シンタロー「くやしかったらもっといい点取れ」







アヤノ「シンタロー、そんなこと言ってるから馬鹿にされるんだよ。ここは華麗に受け流ししないと」







シンタロー「・・・ホント、疲れるぜ・・・」









アヤノ「もう・・・。あ、Aに伝えなきゃならないことあったんだ」







あ「何？」







アヤノ「修哉が明日とか時間空いてないかって聞いて欲しいっていってたの。どう？」







明日は、土曜日
特に予定もないはずだよね








あ「うん、大丈夫だよって伝えてくれる？」







アヤノ「分かった」

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