キド「お前は私たちを嫌わないのか？」セト「僕らは、ほかの子と違うのに」カノ「それでも、そばにいてくれる？」あ「いるよ。嫌だって君達が思わない限り」

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アヤノについてきてやってきたのは赤いレンガ式の家





アヤノ「ここが私の家だよ」






あ「可愛い家だね」







アヤノ「そう言ってもらえると照れるな///」









ガチャりとあいたドアの向こう
私の家とは違う、温かみを感じる構造式になっていた









アヤノ「皆いるみたいだね。入って入って！！」






あ「そんな急かさなくてもちゃんと行くってwww」







アヤノ「だって、初めてだもん。友達家の中にいれるの」







あ「うん、私も友達の家に入るの初めて」







アヤノ「本当！？てことは、私が一番かあ・・・///」









リビングのドアを開けて嬉しそうに笑う






眩しい蛍光灯の光が目に入り、一瞬目をつむった









アヤノ「ただいまー！！」









アヤノの前から「おかえり」と声がする







いいな、こうやって誰かが「おかえり」って呼んでもらえるって







家に帰ってきたなあって気分にさせる









あ「おじゃましてます」







私もリビングに入る






でも、入った瞬間足が固まった









カノ「・・・え」






あ「あ・・・」









懐かしい顔を思い出す









キド「・・・っA・・・」







セト「え！？本物！？」









いや、これは夢じゃない
だって、私今頭のなか真っ白だし・・・









あ「キド、セト、カノ」








アヤノ「もしかして、三人知り合い？」









知り合いっていうか、友達・・・






だった人たちかな・・・









今あいつらを友達と思っているのは、私だけだと思うし









アヤノ「そういえば、Aグチョグチョだったよね。ほら、タオル使って？」






あ「いったたたた！？」









アヤノが勢いよく髪を拭くから、摩擦で頭が痛い
やばい・・・髪の毛抜けるっていうか・・・ハゲる！！









あ「ハゲるハゲるって！！アヤノ！」







アヤノ「えー？勢いあったほうが早く乾くと思うよ？」







あ「代償でハゲるのだけは勘弁して・・・」

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