キド「お前は私たちを嫌わないのか？」セト「僕らは、ほかの子と違うのに」カノ「それでも、そばにいてくれる？」あ「いるよ。嫌だって君達が思わない限り」 (ページ20)

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[キドside]

どうしても決まらない
このまま、出て行くべきかそれともここに残るべきか

私自身は残りたいと思ってる

でも、Aはおめでとうと言ってくれた

それって、もう私たちに会えなくてもいいってことなのかな？

キド「あああああ・・・イライラする・・・・！！」

太陽が窓から日を差し込んで眩しい

ベッドの上に寝転んでみても、結局何も変わらない

キド「・・・ちゃんと、聞いてみようかな」

Aの本当の気持ちを聞いたら、多分きっと・・・

部屋からでてAを探す
だけど、建物の中にはいなくて外にでてみても姿が見えなかった

キド「裏庭かな？」

よく裏庭にいって何かと言って猫と遊んでいると言っていたのを思い出す

予想通り、裏にはAがいた

あ「キドじゃん。どうしたの？」

キド「お前を探してた」

あ「ええー？キドが探してくれるなんて嬉しいなあ。そんなに寂しかった？www」

キド「・・・お前、最近カノに似てきたな。まさか、カノだとか言わないよな？」

頬をつねってみると「いったい！！」といって泣き目になった
どうやら、カノじゃないらしい

あ「ひどいよ、キド・・・。いきなりつねるなんて」

キド「お前が紛らわしいこというからだ！！」

あ「そんなに怒っていると可愛い顔が怖い顔になっちゃうよ？笑って笑って～wwww」

なんだこいつ・・・
いつものテンションよりかなりハイレベルになってる

なんか、調子狂うな

キド「ねえ、今日なんでそんなにテンションおかしいわけ？」

あ「おかしいかな？普通だよ」

キド「いつもはあまり言わないようなこと言ってる。可愛いとか、からかったりとか」

あ「可愛いはけっこう言ってると思うけど・・・」

キド「とにかくおかしい」

あ「・・・それ言うために私を探してたの？」

キド「違うけど」

あ「そっか。まあ、私のことはいいからキドのこと話してよ」

ニコニコするAの目の前にたって、私は話し出す