【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ19)

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幽霊エクスプローション！！📚 ページ19

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-研究室-

『お疲れ様。順調そうでなにより。』
㏔C「A様！お疲れ様です！」
『Aさんでいいよ。』

そう言うとAさん、と言ってくれる㏔。いい子。←

『そうだ、要件を忘れていた。魔法陣の確認をしてもいいか？』
㏔C「後ろにいる方々もですよね？」
『ああ。』

俺は皆を呼び入れ、案内していく。そして俺は研究室の1室を開ける。そこは黒い石で囲まれた魔法研究室だ。

リリ「すごいな。魔法が流れてもこの壁で防いでいる。どれくらいの強度なんじゃ？」
『詳しい事は俺も知らないが、歴史書とかの話を見ると999人の幽霊を留まらせていた所でもあるから結構強いと思うよ。』
マ「999人……中途半端な数だな。」
『そうそう。その話の続きには1000人目の幽霊を探しているんだとか。』

そう言うと皆が動揺したのが見えたので、昔の話だ、昔。というと皆がホッと息を吐いた。

『まぁ今回の魔法陣は俺じゃない。俺より優秀な人がやってくれてるからな。』
？？「おお、Aさんじゃないか！」
『あ、"ドック"さん。お久しぶりです。』

そう言って俺はドックさんの元に駆け寄る。ドックさんはここの魔法陣形成学の形成部の隊長。つまり簡単に言うと魔法陣のプロフェッショナルってわけだ。

ド「Aはすげぇぞ！俺が職なしになった時に俺に仕事を与えてくれたヤツだからな！！」
『褒められる事じゃないですよ。俺達も貴方の技術を学習したかったですし。貴方は国に必要な人ですよ。貴方がいなければ今回の件も解決できなかったですし。』
ド「そんなに褒めても魔法陣作るくらいしか出ねぇぞ！」
『あははwww充分出てるじゃないですかやだーwww』

そう言って2人で笑う。

ドックさんは炭鉱で働いていた。一時期姫を匿っていた時があったらしいが姫は王国に戻った。そして7人で炭鉱にいた時に土砂崩れが起こり、仲間の1人は魔法の使い過ぎで暴走して、後の5人は死んでしまったらしい。

ドックさんは生き残った唯一の1人でこの国に逃げ込んできた。そして俺がそれに目を付けたというわけだ。まさか魔法陣のプロだとは思ってもいなかったが。

『俺、あそこにも行かなきゃなんでそろそろここでお暇しますね。』
ド「おう！また来いよな！」
『はい、また。』

そう言って俺たちはその部屋を立ち去った。

～～～

ジェ「あそこに行くとドックさんと話されてましたけど何処に行くんですか？」
『おう、耳いいな。あそこってのは……"魔法薬学室"だ。』