【鬼滅の刃】柱のお世話係

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A｢…今日も朝から疲れた…。｣




あれからすぐに鮭大根を作り、｢ムフフ｣という顔をしながら食べていた冨岡さんを少し睨んでやり、そしてその後続々とやってきた柱の皆様の朝食も無事に終え。




今一段落したところでございます。




蜜璃｢Aちゃん！洗い物手伝うわ…ってもう終わっちゃったの！？｣




駆け寄ってきた甘露寺さんは洗い終わった大量のお皿を見て驚いた。




A｢今片付いたところですよ。｣


蜜璃｢やだ、私ったらもう少し早く来てれば…。ごめんね！ほとんど私が食べちゃったお皿なのに！｣




申し訳なさそうな顔をする甘露寺さんに、私は首を横に振る。




A｢これが私の役目ですから。甘露寺さんが気にする事ではありませんよ。｣




そう言って笑ってみせると、甘露寺さんも笑顔になった。




蜜璃｢次はお手伝いさせてね！｣




そう言った直後タイミングが良いのか悪いのか、鎹鴉が甘露寺さんの元へやってきた。




A｢…任務ですか？｣


蜜璃｢ええ。行ってくるわね！｣




そう言って手をヒラリとさせ背中を向けた甘露寺さんに私は頭を下げる。




A｢お気を付けて。｣




そうだ、鬼殺隊は鬼を滅するのが役目だ。…だから私は、私なりの役目を果たそう。




私にだけ命じられた事…柱の皆さんのお世話を精一杯やり遂げよう。




柱の皆さんが任務から帰ってきた時に、安心してゆっくり休めるように。

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