【木吉鉄平】Sweet pea

Prologue ページ2

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『鉄平！ おはよう！』









毎朝、学校へ通えば大好きな声で挨拶がくる









「おはよう！ Aは元気がいいな」









いつものように、手を上げてハイタッチをする。








ハイタッチと言っても、身長差があるのでAがジャンプをして俺が受け止める形になる。









「まったく…
鉄平もAも朝から相変わらずね…
早くしないと遅刻するわよ！」









リコが後ろからひょっこりと頭を出す









はーい、とAと一緒に返事をする









声が重なったね、なんてくだらない事で笑い合う。









伊月と日向も合流して、伊月のダジャレに皆が呆れる









Aだけは笑っていて、Aの笑顔に釣られて皆も笑う









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これが、俺たち(誠凛)の日常だった。









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なぁ、A。
お前は今でも俺たちをみていてくれてるのか？









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