お喋り ページ8
.
「如月先輩は医学大に進むんですね、流石です。」
『そんな事ないよ……。レベル高いところを目指しちゃったから勉強が大変なんだ……』
氷室くんに最近の悩みを打ち明ける。
将来の夢に近づく為とはいえ、医学大はレベルが高かった……
「如月先輩は頭が良いので大丈夫ですよ、僕は応援してます」
また、ふわりと笑う。
氷室くんと居ると心が温かくなる。
『氷室くんが応援してくれてるなら、頑張れるよ。ありがとう』
えへへ、と私が笑うと氷室くんも笑う。
なんだか楽しい。
「如月先輩……、一つお願いしたい事があるのですが」
こちらに体を向け、私を見つめる。
その瞳は黒く、吸い込まれるようだった。
『ん? どうしたの?』
「これから……。今日の放課後から、一緒に帰りませんか?」
氷室くんのその顔は、噂でよく聞くポーカーフェイスではなく
帰りが1人になる私を心配してくれているということが伝わった。
『もちろんだよ。心配してくれてありがとう』
氷室くんに迷惑がかからないかなぁ
と思う自分と
これから毎日氷室くんと帰れるんだ
って思う自分がいて
自分の気持ちが良く分からなかった。
.
47人がお気に入り
「黒子のバスケ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れーね(プロフ) - 赤月*さん» コメントありがとうございます♪ 氷室さんかっこいいですよね! 次回作もよろしくお願いします^ ^ (2014年4月6日 15時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
赤月*(プロフ) - 氷室さんイケメンすぎる・・・!!とても面白かったです!! (2014年4月6日 14時) (レス) id: fe2838f6f4 (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - 美想さん» 始めまして! ありがとうございます♪ その様なコメントをいただけるだけで更新に力が入ります☆ 次回作もよろしくお願いします! (2014年4月4日 8時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
美想(プロフ) - はじめまして!この作品がとても大好きで、更新を毎回楽しみにしてました(*’ω’*)とても面白かったです!次回作も楽しみにしています。 (2014年4月4日 4時) (レス) id: c663c5e7b6 (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - にゃー。さん» え、同じタイトルの小説ありましたか? すみません、分からないです。もし同じようなタイトルがあり、内容が同じであるのならすぐに消します (2014年4月4日 4時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:音央 | 作成日時:2014年3月16日 19時