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STORY 83 ページ35

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ー決勝ー


「まずは誠凛ボールだ!」


フォーメーションが早い…

格上相手にのんびりしてたら主導権握られる…


「挨拶がてらに強襲GO!!」


大我がアリウープを決めようとしたところを真太郎にブロックされる。


ん? 高尾くんの動き…


横の柊花もノートを確認している


「均衡状態に入った…
このままだと第一Qは先制点を取った方が獲るな…」


どうするか…とコートを見ていると、真太郎が3Pを放つ


「先制点は秀徳…、均衡が破れたわね
流れが持ってかれるわ…」


カントクがギリ…と悔しがる。


「いえ…、テツヤが動きますよ」


コートの端から端までボールが飛ぶ



「そうか…テツヤは真太郎封じになる。面白いな」


ふふ、と笑いが零れる


「Aちゃん、緑間くん封じって?」


「そうですね。
真太郎のシュートは長い滞空時間中にDFに戻って速攻を防ぐメリットがあります。
ですが、全員戻るわけではない。
万一外した時のために残りはリバウンドに備えてます」


長く話した私の後を柊花が続けてくれる


「その滞空時間がアダになります。
真太郎が戻れるってことは大我が走れる時間でもありますから。

戻った真太郎のさらに後ろまで貫通する超速攻がカウンターでくる。
だから真太郎は打てない、よね? A」


そういうことだ、と笑う


「なるほどね…
それにしても、そのパスを見せつけるタイミングと判断力。一発で成功させる度胸、再認識したわ…
黒子くん、ああ見えて帝光中にいただけはあるわね。百戦錬磨だわ…」


だけど…
それだけで秀徳が抑えられるとは思えないんだよなぁ…


「!? 今の動き…、高尾くんはやっぱり…」


秀徳がマークチェンジ
高尾くんがテツヤのマークになった。


コートの会話が微かに聞こえてくる


「まさかこんなに早く対決できるとはねー、初めて会った時から思ってたんだよ。オレとお前は同じ人種だって」


柊花も耳を傾ける。


「同じ1年だし? パスさばくのがスタイルっつーか生業の選手としてさ。
そりゃ、柊花ちゃんみたく次元が違うのは別として…」


ふむ? つまり…


「ぶっちゃけなんつーの? アレ…同族嫌悪?
お前には負けたくねーんだわ! なんか。」


面白い会話してるなぁ、あの二人


「高尾くんも眼持ちってことね。
伊月先輩と同じ…いや、視野の広さは先輩以上の鷹の目ってところかしら」


「え!? ってことは高尾くんには黒子くんのミスディレクションが効かないってこと!?」



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音央(プロフ) - 音羽さん» 夢主が青峰、姉が赤司エンドになるように書いています。主人公は双子ですが、夢主の方をメインで書いています。分かりにくくてすみません(>_<) (2014年7月20日 7時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - これ誰寄りですか? (2014年7月20日 0時) (レス) id: 378d446dfb (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - めっちさん» 訂正ありがとうございます どこの部分か教えてくださいますか? (2014年5月2日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
めっち(プロフ) - 小金じゃなくて小金井だと思います (2014年5月2日 16時) (レス) id: ec77ad1dee (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - rusiaさん» コメントありがとうございます^ ^ 大丈夫ですよ! 更新が遅くなってしまうかもしれませんが、頑張って更新します! これからもよろしくお願いします^ ^ (2014年4月28日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音央 | 作成日時:2014年2月20日 17時

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