STORY 79 ページ31
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「来たぞ、ついに…
今年は特にすげーってよ…
東京都、三大王者の一角…
東の王者…秀徳高校……!!!」
真太郎、なんか熊のぬいぐるみ持ってる…
「先輩、少し挨拶行ってきます」
「ああ…あ”!? オイ!!」
日向先輩を無視し、真太郎の所へ向かう私と柊花。
「真太郎ーっ! 」
駆け寄ると驚いた表情をする真太郎。
「柊花にA……」
あれ、真太郎の隣にいるのは確か…
「あーっと、俺は高尾和成、秀徳のPGだ」
PGと聞いて、柊花の顔つきが変わった
「私は白姫柊花。元帝光中女バスのPGよ。今は誠凛でコーチをやっているわ」
「同じく白姫A。帝光中女バスのPF。誠凛ではマネージャーをやらせてもらってる」
挨拶すると、高尾くんは「えぇぇ!?」と驚く
「え、ちょ。真ちゃんの知り合いって《キセキの姫君》なのかよ!?」
高尾くんもそこに食いつくか
「生で見るとやっぱオーラあんなぁ…160cmちょいなのにダンク決めんのかよ…」
まじまじと私の脚を見る高尾くん。
脚力って脚をみても何もないと思うんだけど…
「確かに、Aのオーラは凄いわね」
柊花がクスクス笑う
「でも俺は柊花ちゃんのが尊敬だな。同じPGとして。」
高尾くんが柊花に握手を求める。
それに応じて握り返す柊花。
「やっべぇ…。柊花ちゃんの記事覚えといて良かった…」
と、月バスの記事を思い出すように話す高尾くん
「《キセキの姫君》、天才の姉…白姫柊花…
その実力は明かされず、計り知れない。
子供とは思えない冷静さ、判断力、全てを見通して動くその動きには無駄は一切ない。
可憐で華奢な容姿とは裏腹に、試合になると熱くなり、PGとしての指示にも熱がはいる。
冷たい魔女の瞳、という眼を持ち、その力は《キセキの世代》の主将、赤司征十郎の持つ天帝の眼をも上回るとされている……」
高尾くん、本当に覚えてたんだ…。
柊花も若干苦笑いだ。
「ありがとう。だけどそんなのほとんど捏造よ?」
「そーなんだ! でも本人みれたからいーや」
ケラケラと楽しそうに笑う高尾くんと、それを横目で眼鏡を直しながら睨む真太郎。
「それじゃあ真太郎、高尾くん…
決勝で会えたらまた会いましょう」
柊花がにこりと笑い、真太郎にも一言声をかけて先輩達の元へと戻る。
「私もこれで。お互い頑張ろうな、真太郎と高尾くん」
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音央(プロフ) - 音羽さん» 夢主が青峰、姉が赤司エンドになるように書いています。主人公は双子ですが、夢主の方をメインで書いています。分かりにくくてすみません(>_<) (2014年7月20日 7時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - これ誰寄りですか? (2014年7月20日 0時) (レス) id: 378d446dfb (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - めっちさん» 訂正ありがとうございます どこの部分か教えてくださいますか? (2014年5月2日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
めっち(プロフ) - 小金じゃなくて小金井だと思います (2014年5月2日 16時) (レス) id: ec77ad1dee (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - rusiaさん» コメントありがとうございます^ ^ 大丈夫ですよ! 更新が遅くなってしまうかもしれませんが、頑張って更新します! これからもよろしくお願いします^ ^ (2014年4月28日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音央 | 作成日時:2014年2月20日 17時