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STORY 6 ページ7

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「そういえば、二人共髪型変えたんですね。銀髪じゃなければ気づきませんでしたよ」


「それはそうよ。気づかれないように変えたんだもの」


テツヤはそうですか、と言ってから
私たちの眼を真っ直ぐみて


「何かあったんですか? 僕に話せることがあるなら相談に乗りますよ」


そう言うテツヤに柊花は冷たく


「テツヤには関係ないことよ」


突き放した。
確かにテツヤには関係ないかもしれない。


「ちょっと‼︎ 心配してくれてるテツヤにそれはないんじゃないの⁉︎」


柊花が悩んでいるのは分かる。
私も同じくらい悩んでいるから。
だけど、それをテツヤに当てるのは間違っている


「それじゃあAは春休みのことを話すっていうの⁉︎」


普段では考えられないような声をあげる柊花。


「そういう事じゃないけど…‼︎」


珍しく人前でケンカする私たちに原因が自分にあると思ったのか、テツヤは申し訳なさそうに俯きながら


「…すいません……」


と呟く


「ごめんな、テツヤのせいじゃないから気にしないでくれ」


そうテツヤに話しかけた時、


「君たち、早く教室に入りなさい」


結構な時間を話していたみたいで
先生達に注意されてしまった。


「すいません、今行きます」


柊花はさっきまでの姿が嘘のように笑顔でこちらを向く


「遅れてしまったらみんなに迷惑がかかるわよ、急ぎましょう」






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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ! これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです! 続き頑張ってください! (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音央 | 作成日時:2013年12月23日 12時

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