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STORY 26 ページ27

ーゲームー




「テツヤは本当にパスだけだなぁ…」


2年対1年のゲームが終わり、大我の機嫌が悪い

パスに特化した幻の6人目、なんて言われるくらいだから別に良いんだろうけど…


「んー…、男子のが終わったら柊花ちゃんとAちゃんも見ておきたいのよね…」


そう悩むカントク


「鉄平がいないから…、火神くん! 」


大我を呼ぶカントク、大我は少しだけイライラしながらカントクの元へ行く


「柊花ちゃんとAちゃん、一人ずつと1on1 してくれる?」


え…
柊花も何とも言えない顔をしてる。


「はぁ⁉︎ 嫌だよ‼︎ です‼︎ 」


「どうして? 2人の実力を目で見たいだけだから良いじゃない」


カントクが不思議そうに首を傾げる

後ろからテツヤがカントクに言う


「カントク、柊花さんもそうですが、Aさんは…
あのキセキの世代のエース、青峰くんと1on1 で圧勝していますよ」


何故かドヤ顔でいうテツヤ
カントクは対照的に驚きを露わにしてる


「ですので、火神くんとやったら少しだけ可哀想です」


いらない事を付け足すなぁ


「私達は大丈夫ですよ、バッシュも持ってきてますし」


大我に視線を向ける
すると、「うっ」と唸る


「大我だって成長してるでしょう?
アメリカの時みたいに8対32にはならないと思うわよ?」


柊花の言葉に皆が驚く
黒歴史を堂々と言うって凄いな、って感心


「それ、どんなゲームだったんだ…?」


伊月先輩、まぁ確かに気になるだろうな


「時間内に点数を多くとった方の勝ちというルールだったんです。
大我は柊花にボロ負けしてましたね」


思い出して笑えてくる


「Aもやったのか?」


日向先輩からの質問


「やりましたよ。柊花にはスコアで負けちゃいましたけど…20対22でした」


このゲームをしたのは、日本にくる直前。
始めて憧れていた大我に勝てたから、良く覚えている。
でも、柊花の様に圧勝したわけじゃないからあまり言いたくはなかった


火神相手に勝ったならそれでもスゲェよ……、と若干引いてる先輩達。


「す、凄いのは分かったわ。
でも尚更見たくなったから、火神くん…GO‼︎」








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れーね(プロフ) - ころさん» あああありがとうございますっ! これからも頑張りますねっ♪ (2014年2月10日 19時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 面白いです! 続き頑張ってください! (2014年2月10日 19時) (レス) id: 462f952e5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音央 | 作成日時:2013年12月23日 12時

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