【黒バス】キセキの姫君 fifth

STORY 112 ページ16

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side 青峰








Aとの1on1






はは、久しぶりにやったが……








「大輝。本気でやれよ」









「本気だっつーの…っ！！」









強すぎる。



中学の頃から何回も何回も、数えられねえ程やってきたがこんなに強かったか？









…いや、ここまで差があったか？









「私だって練習は怠ってない
中学の時より上手くなっている自信はある
それに比べて、大輝は練習してないな？」







確かに、周りとの差が出てからまともに練習をしてなかったけどよ…









「動きが鈍くなってるんだ。
私はドリブルが速くないけど、今の大輝なら簡単に抜けるよ」









そういいオレからボールを奪いシュートを決める







「オレより強い奴はいねぇ？ 調子に乗るなよ大輝」









久しぶりに汗をかいた1on1だった









「オレの負けだ、A。
やっぱお前には敵わねぇな」







大人しく認めると、ニコリと誰もが惚れるだろう笑顔で笑うA








「分かればいいんだ！ 私は不本意ながも〈キセキの姫君〉なんだぞ？
まだまだ大輝には負けないよ」









ボールを片手にコートに座るA。
その横に不自然にならないようさりげなく座った









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