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ゾ「アイツどっかで見た事あるな〜思ったらあんときのボスやん。」

双眼鏡を覗いて呟く。攻め時をうかがっていた。

此処を自分たちの者とする前に此処を仕切っていたボス。奴を追い出したのは誰でもない「我々」だった。

その剣を鞘に納めることなく、此方に向けた者は容赦なく切り刻んだ。

部下1「いやァ、奴等がいないなんてこの上ねぇ程幸運ですぜ。今の内に俺等のモンに…」

ボス「あぁ、そうだな奴等から土地を奪い返したことは自慢できる。なにせあの「我々」からだからな」

これで女でもひっかけろ。白鳩だと偽れば食料も手に入る。

部下2「まさに一石二鳥って事っすね」

部下の一人が抑揚のない声でそう言った。此のことにはあまり関心がないようだ。しかもどこかで聞いた事がある気がする。

ボス「あぁそういうこったァ!しかし、お前見たことない顔だなァ。新入りか?」


部下2「はい。今日からついていきます。」


新入りの部下は深くかぶっていたフードを脱いだ。

「我々」チーノです

近くにいた喰種を出来るだけ多く縛り上げる。

部下1「こんな奴「我々」には居なかった!」

「そうだろうな」

低い声。地獄の奥底で待つ閻魔或いはヒトを悪の道へ引きずり込む悪魔の声。

ボス「お前は…!」

グ「久しぶりだな。あぁそうだ紹介しよう。ウチの新メンバーだ。」

悪魔はニヤリとほほ笑んだ。この世にこれほど邪悪な生物はいただろうか。

すると、深緑色の影が空から降ってきた。その瞬間、視界が赤く染まった。


背後で、殺人鬼は笑っていた。

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地蔵 - グ「2区に行ってたゾ」の所ですが20区では? (2019年8月28日 19時) (レス) id: db8a6fb11e (このIDを非表示/違反報告)
N.w.L(プロフ) - メメランさん» 長らくの間大変お待たせいたしました。 (2019年7月28日 16時) (レス) id: b3f5fdbec1 (このIDを非表示/違反報告)
メメラン(プロフ) - ヤッタァ!?更新した!もうほんとに好きコレ頑張ってください!いくらでも待ちます! (2019年7月28日 15時) (レス) id: 7e9858dfa0 (このIDを非表示/違反報告)
Noel、wrwrdリスナー(プロフ) - 大変長らくお待たせいたしました。進路先を変更したため、活動を再開させます。投稿頻度は落ちますが、これからもよろしくお願いします (2019年2月13日 18時) (レス) id: b3f5fdbec1 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた - 待ってますね!! (2019年2月4日 15時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:N. w.L | 作成日時:2018年4月15日 20時

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