検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:21,114 hit

はじめてのお祭り 4 ページ36

******

「やだよ、普通に食べれる」



『だめ。

手繋いでないと俺が不安なの。ほら』



渋々口を開けてわたあめを口に含む。



「んふふふ、美味しい」



『Aちゃん、美味しそうに食べるね。

可愛い』



「もう可愛い言いすぎだから笑」



『だってほんとのことだし。

ほら、あーん』



結局全部餌付けのように

わたあめを与えられて



「美味しかった」



『お粗末さまでした』



綿あめでべたべたになった

指を舐める紫耀が

さっきの情事を思い出させて

顔が熱くなる。



『なぁに、顔赤いけど?』



「気のせいです」



『帰ったらね?』




全部お見通しなとこが悔しい。




すると、ヒューという音ともに

上がった花火が空で綺麗に広がった



『わー、やべー』



「きれー」



肩に寄りかかると

繋いでる左手を口元に持っていって

ちゅっと薬指に触れる紫耀。



『……ここで言うのもあれだけど。

Aちゃんとの将来のこととか

考えてるからちゃんと』



「うん、ありがと」



『好きだよ』



「私も好き」



『こんな幸せな花火初めてだわ』



「私もだよ?紫耀とだからかな?」




二人でいれればどんなことも幸せだね。

はじめてのライバル 1→←はじめてのお祭り 3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
91人がお気に入り
設定タグ:平野紫耀 , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年7月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。