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3.腹黒生徒会 ページ4

それから数日後のこと。




あの後結局捕まってはっすみ〜の長い説教を右から左に聞き流すと、呆れたように長いため息をつかれて何故かペナルティとして生徒会の雑用係をやらされるハメになった。


期間は今月だけだそうだが嫌なものは嫌だ。




そこで反抗したらはっすみ〜から


「どうせ暇だろう。持て余している時間があるならせめて有意義な使い方をしろ」


と言われ強制的にやらされることに。








「はあぁぁぁ、何でこんなことに…」



「お疲れ様Aちゃん。チョコ食べるかい?」
「食べるっ!!」

「おい相楽。俺の席でくつろぐな。そして英智。相楽を餌付けするな」




ショウちゃん(英智)からもらった何やら高級そうなチョコを口の中に放り込む。コロコロと転がすと甘くて少し苦いチョコの味とほんのりオレンジの香りがした。


うん、美味い。





「生徒会ってこんなに忙しいんだね。ホント入んなくてよかったって思ってるよ」

「そう思うならそこを退け相楽」


「ふっふ〜ん。ボク達のありがたみがわかったか!わかったならボクの奴 隷にしてやってもいいぞっ!!」


「坊っちゃまおやめください。仮にも先輩である方ですよ」

「うん!傷ついた!!」




さらっと毒舌をかましてくる伏見の言葉に私の強化ガラス並の固さを誇るハートにひびが入った。


そしてその隙にはっすみ〜が私の襟を掴んでイスの上から投げ捨てたのでさらにひびが入った。



もう私のハートはひびだらけである。






「まあでも実際、Aさんがいて結構助かってますよ」

「え、そうなの?」



はい、といつもの爽やか笑顔を見せる私の可愛い後輩。

なんかよくわかんないけど衣更に褒められると「いい事したな!!」感が半端ないのは何故だろうか。年下なのに。





「そうだね。今まで分担していた雑務が全部Aちゃんにいったからおかげで僕達は楽になったよ」


「ねえ、ショウちゃんそれって私の事思う存分パシってるって事かな??」

「そうとは言ってないよ」
「でもそういうことだよね!?」




なんで生徒会って笑顔でさらっと腹黒いこと言う人が多いのか。どうやら私の強化ガラスハートは持ちそうにない。

4.冷たい騎士たち→←2.ケンカは静かに



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設定タグ:銀魂 , あんスタ , 沖田総悟   
作品ジャンル:恋愛
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赤城(プロフ) - コメントありがとうございますッ!!そう言っていただけるととても励みになりますし、あの、とても頑張ろうという気になります!!(語彙力)Knightsイベも走り抜けますよ!!これからも応援よろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月10日 6時) (レス) id: 5b366db0ae (このIDを非表示/違反報告)
瀬永凛月(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます!更新頑張って下さい!Knightsイベントも頑張って下さい! (2019年9月9日 23時) (レス) id: 37964d43ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤城 | 作成日時:2019年6月17日 18時

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