【鬼灯の冷徹】ただの一般人オタクがあの世で厄介になっている件 (ページ8)

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７話ですねもうページ8

｢へ？｣

鬼さんが言ったことに体が固まった。

笑ってた・・・？私が？

｢とても楽しそうな目をしていましたよ。やはり拷問の経験が？｣

｢と、とんでもない！私は平和な国で生まれ育った、平和主義の人間です！人をいたぶる趣味なんて持ち合わせていませんよ・・・！｣

そういったが私、何で笑ってたんだろう・・・。あの時ふつふつとこみ上げてきた感情はなんだったんだろう。

もしかして・・・・。

私は生まれて初めて自分の性癖に気がついた。

｢・・・もしかして私・・・・無自覚だったけどサディストなんですかね・・・・？｣

｢でしょうね。｣

私が顔をひくつかせながら言うと、鬼さんはきっぱりと答えた。

うわー。マジかよ。私周りの子みたいに｢私ってさぁ、Ｓなんだよねぇ。だからAちゃんも気をつけたほうがいいよ？｣とか言おうと思わなかったからぜんぜん一般人だと思ってたわ。いや、確かに友達が泣いてるときちょっとゾクゾクしたりはしたけど！まさかＳだ何て思わないじゃん。

「ショックかもしれませんが、獄卒として働くなら貴方の性格は非常に向いています。今後とも活用していくように。」

「・・・・は、はい・・・・。」

新しい自分を見つけたきがした。

・

・

「あっ、鬼灯様！どうしたの？その女の人誰！？」

高い声のほうに振り返ってみるとそこには一匹の白い犬が歩いてきていた。

「シロさんじゃないですか。ちょうどいい、紹介します。今日から獄卒として働くことになったAさんです。仲良くするように。」

「うおっ、犬が喋った・・・。あ、よろしくねシロ先輩。」

私が挨拶するとシロ先輩はあからさまに嬉しそうな顔をした。

「鬼灯様！俺、先輩だって！エヘへへ！」

パァッという効果音でも付きそうなくらいはしゃいでいるシロ先輩。くっそ、犬は苦手なのにこいつなら好きになれそうだぜ・・・。可愛い。

「では、皆さんにも伝えておいてください。それでは。」

すたすたと行ってしまった鬼さんに慌ててついていく。あの人足速いなぁ・・・。

「あ、ちょっま、置いてかんといてください！あ、またねシロ先輩。」

「うん！バイバイ！」

きょうはいろいろつかれました、しかしシロせんぱいがかわいかったのでげんきひゃくばいでしたまる

あれ？作文？