梶井さんと紅葉さんが駄弁るだけリターンズ〜暴走する檸檬と紅葉の協奏曲〜

十回ゲームリベンジマッチ ページ5

此処はいつもの研究室。
暇殺しの紅葉が、梶井に何か云っている。


「梶井、ピザと十回云え」


「マルゲリータ、マリナーラ、ビスマルク、カルツォーネ……」


「ピザを十種云えとは云うておらぬ」


「ピピピピピピピピピピ」


「そなたは電子アラームか？」


「早口過ぎて『ザ』が聞こえてないだけですよう」


「……ここは？」


紅葉は腕の関節の辺りを指さした。


「袂」


「いや、着物の中身を聞いておるのであって」


「軟骨」


「そこまで中身ではない」



十回ゲーム、ラウンド２！


「梶井、シャンデリアと十回云え」


「60-55-90-145-90-80」


「……？」


「シャンデラの種族値ですけど」


「難聴か？」


攻守交替してもう一度。


「紅葉さん、ハリーポッターって十回云ってください」


「ハリポタ×10！」


「貴方も随分思い切ったことしますねぇ……では、楔形文字で知られる世界四大文明の一つは、ナニ川の流域にあった？」


「は……判るか！」


「正解は『チグリス川とユーフラテス川』です。メソポタミアって云って欲しかったんですけどね」


「そなたは私に何を求めておるのじゃ？」

絶対流行る（確信）→←みょーん

ラッキーアイテム

檸檬

ラッキーカラー

あずきいろ

あしたの運勢

顔がでかくて……首が太くて……足が短くて……ちょっとずんぐりむっくりwwな感じぃする、頑丈な体になるのが明日のあなたです。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す