御茶会ヲシマショ? ページ11
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何であたしは、此処に居るのかしら____
探偵社の社員をアンの部屋に誘拐をし、奇襲を仕掛けた其の結果、失敗してしまった。
けれど、あたしは未だ組合に残っている。本来楢ば任務を失敗してしまったあたしが、組合に居る事は許されない。
組合は、たった一度の失敗すらも許されない場所なのだから、あたしは追い出されるのが当たり前だった。
でも、あたしには他に行く宛が無い。
組合しか居場所が無いから、また独りぼっちになる事だけは、絶対に嫌だった。あたしは「何でもするから」と、フィッツジェラルドさんに頼み込んで、今は
「......ねぇ」
「何かしら? モンゴメリちゃん」
「あたし、そろそろ掃除をしないといけないんだけど 何で此処に居るのかしら」
あたしとは向かい側の椅子に座り、優雅に足を組みながら紅茶を飲んでいる彼女に尋ねてみる。彼女はあたしの問い掛けに対し、閉じていた薄い瞼をゆっくりと開けた。
紅茶を
まるで、お人形だわ。
「私が 貴女をお茶会に誘ったからじゃあ無いかしら?」
そう、あたしが此処に居るのは彼女に誘われたからだ。船内を掃除をする為に、掃除道具を持って歩いていたあたしに、彼女は突然背後から声を掛けて来た。
『一緒にお茶会をしない?』
勿論あたしは断ったわ。
でも彼女、あたしの返答を聞くつもりなんて全く無かった。今みたいに作り物みたいな笑顔で、あたしの手をガッチリと捕まえて、其の侭半ば強引に彼女の
「............」
この人、一体何を考えているの?
如何して、あたしを此処に呼んだの?
目的が読めない彼女に対し、あたしは段々と恐怖を抱き始めた。最初にあの場所で会った時は、何処にでも居る普通のお姉さんッて感じだったのに、今の彼女は其の時とは違う、雰囲気も全くの別人に見えた。
「......知りたい?」
「え?」
彼女は微笑っていた。
「私、ずっと貴女とお話をしたいと思っていたの。モンゴメリちゃん」
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ミサぽん(プロフ) - 夜宵 ―ヤヨイ―さん» 有難うございます!コメント、本当に嬉しいです。続編も頑張りますっ (2019年7月17日 23時) (レス) id: ec52e47c5d (このIDを非表示/違反報告)
夜宵 ―ヤヨイ― - 第二シリーズお疲れさまでした(拍手) 続編も心待ちしております、ミサぽんさんのペースでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月17日 23時) (レス) id: 03eb66dcd7 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 夜宵 ―ヤヨイ―さん» コメント有難うございます、何回もしてくださり 本当に嬉しいです! 楽しんでもらえるよう 頑張りますっ (2019年6月16日 16時) (レス) id: ec52e47c5d (このIDを非表示/違反報告)
夜宵 ―ヤヨイ― - 早速の続編!ありがとうございます!!(感涙) (2019年6月16日 16時) (レス) id: 03eb66dcd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミサぽん | 作成日時:2019年6月16日 15時