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おしろのじぶんのおへや ページ42

私が地球に住んでいた時。

1度、拉致されたことがある。

まだ、ほんの小さな子供だったころのことだ。



鬼の国は、絶対王政だ。

野蛮な鬼にそんな制度が通用するのか、と疑問に思う人も多いだろう。

確かに弱い王ならその制度は成立しない。

つまり王は、その星の誰よりも強くなければならない。


鬼の中で、1番強い家系と言うものが存在している。


だから、その家系が、代々王になって武力で政治を行う。

そう決まっているのだ。

要は王族と同じ。


・・・その家系だからと言って絶対に強いとは限らない?

いいえ、そんなことはない。

何故なら、その家系の中に生きる鬼は他の誰に生きる鬼よりも強いのだから・・・



それに鬼は、いや、鬼に限らずとも相手の殺気を感じることのできる人は、

皆、相手の強さを体感で感じることができる。

それが正しく出来なかった人がいた場合は、いつでも王に挑むことが許されている。

そんなことをしても死ぬだけなのだけれど。






何を隠そう、私の父はその家系の直族だ。


そして、私はその娘。

つまり。


私は、正式な王位継承者。





だが。

私は女だ。

そして、人間との混血。


このままこの星にいたとすると、争いの耐えない人生になりそうだ・・・






実際、私が拉致されたのもそれが原因だ。

父は詳しく教えてくれなかったけれど、

幼いなりに、この星に連れてこられた時点でだいたい理解してしまった。

それは、とある曇り空の日のこと。

寺子屋からの帰り、私はこの星まで連れ去られたのだった・・・



その時に出会ったのが、牙王。




私の・・・









従兄弟であり・・・婚約者だ。

かいぎしつ→←おしろのじぶんのおへや


沖田さん

「目ェ閉じろ」


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設定タグ:沖田総悟 , 銀魂 , 真選組   
作品ジャンル:恋愛
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RAPISURAZURI(プロフ) - 指名の仕方が分からなくてごめんなさい!コメントありがとうございます!明日、沖田くんの誕生日ですね♪誕生日ネタは書けるかどうか分からないけど、できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2019年7月7日 17時) (レス) id: eda71cecc1 (このIDを非表示/違反報告)
吉良 - すごく短かったですが、面白かったです!あと、今日、7月7日で沖田くんの誕生日1日早いですが、おめでとう!(沖田くんの誕生日は7月8日です。)これからも更新頑張ってください!! (2019年7月7日 13時) (レス) id: 137d60e577 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年7月6日 19時

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