どーじょー ページ12
強い。
さすが、沖田さんだ。
もし女中になんて負けたら沖田さんの立場は大丈夫だろうかとか思ってる暇なかった。
これはヤバい。
かなり不味い。
全身の神経で空気の揺らぎ方を感じ、次の太刀筋を読む。
でも、そんな悠長なことをしていられるほど楽ではなかった。
既に、Aは思考の全てを放棄し、感覚のみで動いていた。
今、2人の身のこなし様は残像すらも残さない速さまで達していた。
最早、2人の動きを完全に把握している人など1人もいないだろう。
この上もなく、楽しかった。
自然に顔が綻ぶ。
が、決着のつかないうちに局長からストップが掛かってしまった。
ホントはもっと続けたかったけど、他ならぬ局長の言葉なので、私は渋々竹刀を下ろす。
すると沖田さんも渋々といった様子で竹刀を下ろした。
後で知ったことなんだけど、局長や副長は何度も止めに入ろうとしていたらしい。
・・・知らなかった。
そして、私は周りを見て唖然とした。
「・・・何が起こったんですか」
柱は殆どが折られ、壁には大きな窓が空いているし、
床には何か焦げたような痕も見える。
おまけに天窓まで。
そして。
局長も副長も、隊士達も皆、傷だらけだった。
総「「・・・ホント、何が起こったんですか(でィ)」」
沖田さん
「目ェ閉じろ」
245人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RAPISURAZURI(プロフ) - 指名の仕方が分からなくてごめんなさい!コメントありがとうございます!明日、沖田くんの誕生日ですね♪誕生日ネタは書けるかどうか分からないけど、できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2019年7月7日 17時) (レス) id: eda71cecc1 (このIDを非表示/違反報告)
吉良 - すごく短かったですが、面白かったです!あと、今日、7月7日で沖田くんの誕生日1日早いですが、おめでとう!(沖田くんの誕生日は7月8日です。)これからも更新頑張ってください!! (2019年7月7日 13時) (レス) id: 137d60e577 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年7月6日 19時