純血の日本人【HP】 (ページ15)

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episode.14 ページ15

side.フレッド

ｼﾞｮ「おい、フレッド見たか」

ﾌﾚ「あぁ、見たぜ相棒」

ジョージに肘で小突かれた。

俺達がビーカーやらなんやらを洗っていると、スネイプがおもむろに立ち上がって机で考え込んでいるAに近づいてった。

そのまま横目で見ていたが、スネイプが近い！
俺達のAなのに！

そりゃさ、俺はAが作りたいものの手伝いなんて出来ない。
パースじゃあるまいし。

だとしてもスネイプが誰かにアドバイスするなんてあり得ない。
ましてや家族の話なんて絶対にしない。

それになんだよ、今の…。
頭を撫でるな。ただの教師だろ、お前は。

ｼﾞｮ「スネイプのやつ、おかしくないか？」

ジョージが耳打ちしてくる。

「ありゃ完全に親目線だぞ」

ｼﾞｮ「Aもまんざらじゃなさそうだし」

「こりゃ本気で注意しなきゃな」

ｼﾞｮ「あぁ、1人でここに来させないようにしないとな」

俺達はこそこそ話していたので、後ろから近づく影に気づいていなかった。

ｾﾌﾞ「___手元が止まっているようですな」

頭を掴まれる。

ﾌﾚｼﾞｮ「「いでっ！」」

ｾﾌﾞ「貴様らはこれが罰則だということをわかっているのだろうな」

Aの方をみると小さく笑っていた。
そんな顔もかわいいなぁ…。

ｾﾌﾞ「終わるまで帰らせんぞ」

Aとの時間が減るのは嫌なので、急いで終わらせることにした。