-krbs- You're my only shines sun ３-s.nijimura-

longing　94 ページ8

「うん・・・んっ、！？寝ちゃった・・・」





そのとき携帯が鳴る





携帯を開いてみれば メールが１３通 電話３件 全部征からだった



『学校にいないのか？』



『今何処にいる？』



『A？』






留守電には





≪何処にいる、電話聞いたらかけなおせ≫





と、いつもよりワンオクターブ低い声で言われた





かけなおさないと





虹「んぅ・・・起きたのか？」



「うん、おはよう？」



虹「ハハハ、ん？携帯持ってどうした」



「征から・・・」





修ちゃんはその留守電を聞いて





虹「まったく・・・貸してみろ」



「うん、はいっ」




虹「前のときは絶対貸そうとしなかったのになｗ」




「あの時は修ちゃんが怖かったんだもん」



虹「そうだなっ、おぅ赤司か？オレだ」



≪振り込めさぎはお断りです≫



虹「ちげェよ！！虹村だっ」



≪・・・コレAの携帯ですよね？≫



虹「Aは今オレの家にいて夕飯食ってから送ってくから心配すんなじゃあなっ」



≪ちょっ、Aを返してくだｓ(ピッ)




*


「夕飯食べていくなんてあたし言ってないよ？！」



虹「いや、もう用意されてる」



「え？」



虹「お袋がるんるん気分で作ってんだよ 久々に３人だからな」





そんな、ご飯までいただくなんて





申し訳なさ過ぎる・・・




*


虹「そうだ、でバレンタインのチョコ何作ってくれたんだよ」



「見たほうがはやいよ・・・・」



虹「いいから言えって」



「チョコパイ・・・初めて作ったから味の保障はできないけど」



虹「へー・・・っていや？！嘘でも保障はできるって言えよ、まぁありがとなっ」





オレはAから貰ったチョコパイを開けようと思ったが






見た瞬間ニヤけそうなのでその顔をAに見られたくないのでやめた





オレは自分で聞いたくせになんだか恥ずかしくなったので




それを紛らわすためにAの頭をぐちゃぐちゃに撫でた





虹「そろそろ飯だし下行くか」



「そうだね、というか髪ボサボサになちゃったじゃん」

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