-krbs- You're my only shines sun ３-s.nijimura-

longing　90 ページ4

虹村side

遅ェ・・・・





いや、オレがちょっと早く来ちまっただけなんだけどな





寒ィし






「修ちゃーーーーんっ」



虹「おぅ、」





オレが居るのに気付き走ってきた





ご主人に気付いて玄関で待ってる子犬みたいだ





「はぁ・・・はぁ・・・はいっコレ」



虹「ん？あぁ・・・今日って」



「バレンタインデーだから・・・えっと、いつもありがとう 中身はね、えっと」






いつもはこんな素直に言わないAがすげぇデレてる





ダメだわ・・・こんなの滅多にねぇし楽しまなきゃ損だよな？





虹「ありがとうだけかよ」



「えっ」



虹「オレからAへの愛はありがとうで済まされるもんなのかー」



「あっ・・・あの」





可愛いな・・・この焦ってるときの顔





なかなかレアだわ





つか、オレAのコト好き過ぎるだろ





こんなんで、３月にAと離れることができるのか？？





マジ考えられないわ・・・。





「じゃっじゃあさ 目瞑ってよ！！」



虹「あっ、おぅ」





何すんだ？





目を瞑らせておいて逃げるんじゃないのか？





って、考えたら心配になってきたので薄っすら目を開けてみると





真っ赤な顔したAの顔がオレに近づいてきて




マジ茹ダコみたいだな。





なんて思ってると





Aの血色のいい唇がオレの唇に触れた





「！？」






気付けばオレは目を全開に開けていた





「ちょっしゅっっんんあぁ・・・・っふぅ」






大きな声で話そうとしたAの唇を塞ぐ





何も喋らせないように





少しの呼吸もさせないように






「ふぅ・・・あぁん・・・しゅっぅん・・・はぁっあぁ」






えっろ過ぎたろこの溶けた顔






少し開いた唇の隙間から一生懸命息をし頬を赤らめて






「はぁ・・・やっと離してくれた////」



虹「A、部活サボるぞ」



「えっ！？」





オレはこいつの手をまだ離したりはしない





ギリギリまで絶対に離しやしない






虹「Aの続きを語ってヤろう」




「修ちゃん？！」

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