貴「ココドコー＼(^o^)／」高「ぎゃぁぁぁああッ！真ちゃんッ！なんかいたッ!!!（ぎゅぅ」緑「おおおお落ち着くのだよ高尾ぉぉぉおおお（ぎゅぅ」貴「緑高うまぁ(＾ｑ＾)」

プロローグ ページ47

貴「んー...ん？」



気がつくと私は家にいた。

それも私が知らない家だ。



どうして？

私は死んで、あの変な世界で一人でいたはず。

ところがどっこい私は綺麗に掃除された生活感のあるお部屋のベッドで寝ているではないか。


他の変な世界にでも迷い込んだか？


絶望したが、それはすぐに希望に変わった。


なぜって？

ハンガーにかけられた制服が目に入ったからだ。

どこか見覚えのある制服は私が生きていた世界のものではない。

私が大好きな漫画の中の学校の制服。


見たところ男子用制服。

ふざけんじゃない。私は女だ。

でもまぁあそこは男子校だからしょうがない。



棚に置かれたウィッグを見つけて口角を上げた。


ウィッグを手に取りさっそくつけてみる。

そしてハンガーにかけられた制服に着替えて鏡の前に立つ。


ん。少し可愛めの男の子だなぁ。


と我ながら感心しながら私は部屋を出た。





どうやら私の願いは無事に届いたらしい。









「おーい！！久しぶりー！！！」

「は？」

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