【黒バス】僕はあの家がきらいなんだよ｡

―呼び方― ４ ページ25

貴｢大輝食べるの早いね｡｣

青｢あ？悠斗が遅いんだろ｡｣


黄｢ていうか悠斗っち少食っスねー。足りるんスか？｣




たわいない話をしながらお昼now。





さっきから全然黒子君がしゃべってないんだけど…






貴｢黒子君…？具合でも悪い？｣


黒｢それです｡｣


貴｢え？｣






無表情、だけど何処か不満げな顔で口を開く。






黒｢なんで僕だけ黒子君、なんですか｡｣






貴｢………………｡｣



うん、ビックリした。



青｢んだよテツ。そんなこと気にしてたのか｡｣




今だけは大輝に同意。


まさかそんなことを気にしてたなんて。




黒｢む、そんなことってなんですか。不公平です。黄瀬君だって名前で呼んでもらってるのに｡｣


黄｢え、俺だってってどういう意味っスか!?｣


青｢黄瀬、お前は黙ってろ｡｣


ヒドイっス！と泣く涼太ww

安定の不憫だね。



貴｢大輝に同い年なら名前で呼べって言われて｡｣



涼太もそうした方がいいかなって思ったんだけど。







黒｢じゃあなんで僕は苗字なんですか？｣






そう言われてみれば。







貴｢ごめん、つい…。じゃあ…テツヤ？｣



でいいかな、と言うと、



黒｢はい｡｣



本日二度目の嬉しそうな笑顔を見せてくれた。




…それにしても呼び方にこだわるなんて…なんか可愛いなぁ。

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