44話 貴side ページ4
貴 「春香。この件洗ってもらえる?」
春香は、冬原の諜報役として働いている。
歳は、十六。
実績は、花と並ぶくらい。
花と違うのは、指揮・統率能力が高いこと。
要件は、先程の甘味処について。
春香「ふ〜ん。壊された形跡と、血の匂いね…。」
貴 「まあ、頼むよ。」
一応、こう見えても春香は僕の部下なのだ。
春香「おばあさん…、千佳さんに怪我は無いんだよね…?」
貴 「うん。」
春香「ならいいや。洗ってくる。わかったらすぐ知らせるから。」
貴 「ありがと。」
さてと、店に戻りますか…。
貴 「ただいま戻りました。」
沖田「おかえり。早かったね。」
貴 「副長はどこに行かれたのですか?」
沖田「土方さんは検分中。そんなことよりこれ見てよ。」
沖田さんが差し出したのは、豊玉発句集。
貴 「豊玉発句集…?」
沖田「それ、面白くない?」
貴 「確かに下手ですけど…。作者の世界観は常人よりいい意味で、
ずれているんでしょうね。素直でかわいらしい句だとは思います。」
沖田「確かに、かわいらしい句だねww。(Aちゃんは、失敗か…。)
ねえ、その一番最初の句を土方さんにむかって読み上げてよ。」
貴 「え…。」
これ、絶対何か企んでるよね。
沖田「土方さん、むこうで荒れちゃってるじゃん?それ読んだら大人しくなるから。ね?」
絶対、嫌だ。
それをやったら、僕が怒られてしまう。
貴 「嫌です。」
沖田「Aちゃん。君って、新選組隊士だよね?」
貴 「はい。」
沖田「そして、監察方。」
貴 「それがどうかしたんですか?(嫌な予感がするっ!)」
沖田「上役からの命令は絶対じゃなかったけ?」
貴 「う…。」
沖田「僕は、無駄に切腹させたくないんだけどなぁ。」
貴 「…。」
沖田「僕の刀の錆になる?
貴 「(๑ŏ × ŏU)・・・」
沖田「あ、君女の子だったね。切腹できないのか…。じゃあ、アッチで決まりだね♪」
貴 「読み上げますから。(めんどくせー)」
沖田「うん。」
貴 「そんなんだから、彼女の一人もできないんですよ?」
沖田「何言ってるのかなぁ?僕は、できないんじゃなくて作らないんだよ。」
貴 「…それは、土方さんでいう飲めないのではなく飲まないだけと同じですよね。」
沖田「はぁ!?何言ってんのさ!」
貴 「強がりですね。認めてもいんですよ?」
沖田「認めることなんかないし!モテるから!」
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ひかる(プロフ) - 桜龍さん» ありがとうございます!頑張ります。 (2018年11月8日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - ひかるさん» いえいえ。またヨロシクお願いします!…受験も頑張ってくださいね! (2018年11月8日 19時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 桜龍さん» お返事遅くなってすみません…!ちゃんと桜龍さんのこと覚えてますよ。わざわざ友達申請ありがとうございます。 (2018年11月8日 16時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - お久しぶりです。覚えていらっしゃいますかね?機械を取り上げられ友達にアカウントを作ってもらいました。急にごめんなさい。 (2018年11月5日 22時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 2100hit,ありがとうございます! (2018年8月10日 9時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sekka/
作成日時:2018年6月6日 23時