15話 貴side ページ16
貴 「斎藤さん!お待たせしました。」
斎藤 「いや、俺も今来たところだ。行き先は、薬問屋だったか?」
貴 「大まかに言えばそうですね。医薬品を売っているんです。」
花が、諜報のために開いてる店なんだけどね。
今日は、山南さんの腕の件と、情報収集が、主な要件。
斎藤 「どこにあるんだ?」
貴 「西大路五条です。」
斎藤 「近いな。」
貴 「ええ。松屋(まつや)って店なんですけどね、
そこの主人と、友達なんですよ。この前、怪我したときに、無理やり手当されました。」
斎藤 「何をしていたのだ?」
暗殺なんだけど、そんなこと言えるはずもなく、
ニコニコして、当たり障りないことを答える。
貴 「河原で、子供たちと遊んでいたんです。
ドジしたなんて知られたくなかったのに、簡単に見抜かれちゃって。」
そんな他愛もない話をしていたら、
あっという間に着いてしまった。
花 「いらしゃいませ!
Aが、お連れさんとくるなんて珍しいわね。」
貴 「まあね。」
花 「その様子だと、海斗とうまくいってないんでしょ?
でも、何かいいもの見つけたって顔してる。」
貴 「そのとおりだよ。要件の前に、紹介するね。」
僕が、言葉を紡ぐ前に、斎藤さんが喋った。
斎藤 「斎藤一だ。」
花 「冬原 花です。Aが、いつもお世話になっています。」
なんか、斎藤さんと花っていい雰囲気だなぁ。
僕は、ほっておかれている間に、薬草をかごに入れて、と。
これは、あったほうがいいよね。
確か、千鶴ちゃんには、医学の心得があるんだっけ。
明日にでも、手伝ってもらえるように頼もうかな。
いるものは、もうだいぶ集まった。
でも、花は、まだ斎藤さんと話してる。
それを見て、花が、斎藤さんにとられませんようにって思った。
そんな僕に気づいたのか、斎藤さんは、会計を済ませ、僕らは帰路に立った。
少し寄り道してから。
西大路五条…京都市右京区、最寄り駅(西院〔阪急線〕 西院〔嵐電〕 丹波口 )
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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ひかる(プロフ) - 誤字脱字など、文法上の誤りを訂正しました。設定の変更はありません。 (2018年8月10日 9時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 16000hit,ありがとうございます! (2018年8月7日 20時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 15000hit,ありがとうございます。 (2018年7月31日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 14000hit,ありがとうございます! (2018年7月26日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 13000hit、ありがとうございます! (2018年7月26日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sekka/
作成日時:2018年4月22日 16時