第五話 名探偵のお通り。 ページ13
１０時＿＿＿チームトレーニングの時間のはずだった時間。
あの後、Aと潔は分かれてそれぞれの自室へと戻っていった。
「またね。」
という言葉と共に。
そして、１０時。
絵心から収集された才能の原石達はモニターを見ていた。
プツン、とモニターに絵心が映ると同時にアンリと見知らぬ少女の声が聞こえた。
と言っても、潔は朝から話していた少女の聞き覚えのある声だった。
〈はぁ？〉
〈お、落ち着いて！Aちゃん！〉
〈私が興味あるのは、此れから先の未来で面白い事をしてくれる奴だけだよ！〉
〈あー！あー！言わないで！Aちゃん！〉
因みにこれ、全チームに流れているので、実質生放送だ。これがTVになんて流れていたら放送事故だろう。
「……やぁやぁ才能の原石達よ。
後ろが五月蝿いが気にするなよ。」
((いや、集中出来ないだろ))
なんて気持ちは言えずに大人しく絵心の話を聞く。
「今日から
…オイ、何やってるんだ。アンリちゃん、江戸川。」
〈あ、ほらあった。〉
〈あぁぁ！！あった！ありがとう！Aちゃん！〉
〈簡単な事だよ〜！〉
「……………。」
最早茶番劇をしているようにしか思えないモニターの画面の奥。
〈重要書類を失くしたから江戸川に見つけてもらった、そうかそうか、そんな事よりとっとと自己紹介しろ。〉
するといきなりモニターに少女が映った。
「うぉっ！潔〜あの子誰だか知ってる？」
蜂楽の問いに潔は苦笑いして濁す。
翡翠色の瞳に不揃いの漆黒の髪、真っ白な肌に茶色のハッチング帽。
ワイシャツに水色のネクタイ、茶色のポンチョ。
ニィと面白そうに口角を上げた少女＿＿＿Aが居た。
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推しの命は私の命 - 乱歩と絵心の声優が同じだからか、何か凄い面白いですね。（語彙力無いのです。すいません）というか文スト知ってる人少ないから嬉しいです！ (8月26日 7時) (
レス) @page3 id: 0046fb2d1c (このIDを非表示/違反報告)
危険因子(プロフ) - ミミックさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜！体調には気をつけて過ごします〜。私も貴方様という心優しい方出会えた事に感謝致します。 (2023年4月8日 0時) (レス) id: 6eb434b1d5 (このIDを非表示/違反報告)
危険因子(プロフ) - 百華夜さん» うわぁ〜！！嬉しいコメントありがとうございます！人生の一大イベント、同じ受験生として一緒に頑張りましょう〜 (2023年4月8日 0時) (レス) id: 6eb434b1d5 (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - 受験大変そうですね。僕にはその大変さが分からないので、頑張れ何て無責任な事は言いません。ただ、体調には気をつけてください。何万という人間の中から貴方に出逢えたことに感謝を (2023年4月7日 22時) (レス) @page43 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
百華夜(プロフ) - 同じ受験生として解ります。受験生の悲しみは、たとば苦痛の地獄日々。国語しか良い点が取れないですよね…勉強諸々頑張ってください！応援してます！ (2023年4月7日 19時) (レス) @page43 id: 4a0468ad2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：危険因子 | 作成日時：2023年1月9日 17時
