新story11 ページ12
今日は、体育館整備のため部活は休み
今は朝の5時
黄「Aっち起きてたんスか?」
貴「涼太!一人で走りに行くなら私も一緒に走るのに...」
黄「はっ...バレてたっスね」
私が毎日、足を心配してるから...
涼太は私にバレないように朝早くランニングをしてた。
私にだってそれくらいわかるよ!
貴「私も走る」
帰ってきてから朝ごはんを食べて...
昨日言ってた笠松先輩の言葉を思い返す。
誠凛に入った”大物”
気になる...
黄「Aっち!行くっスよね?」
涼太も考えてる事は一緒みたい。
貴「もちろん!」
着いたのは、”誠凛高校”
新しい学校なだけあってすごいキレイ!
体育館を探していると...
黒「黄瀬君、Aさん何でここにいるんですか?」
聞き慣れたこの声は、
黒子君。
相変わらず存在感ないから来たの分からなかった(笑)
後ろから誠凛のみんなが来て
『なんで...キセキの世代。黄瀬がここに⁉』
黄「来週、誠凛と練習試合って聞いて黒子っちに挨拶しよーと思ってね。帝光バスケ部で一番仲よかったし!」
黒「普通でしたよ」
黄「ひどっ(泣)仲よかったっスよね?ねっ?」
黒「そうでしたか?僕は普通だと思いますが」
やっぱり黒子君ってさ...
ドライだよね〜
まぁ裏表無いって事で、そこが黒子君の良い所だけど。
黒「で、黄瀬君。本当の目的は何ですか?」
黄「さすが黒子っち!俺の事分かってるっスね〜!」
黒「おそらく火神君の事ですね」
貴「火神...」
火「あ?黒子呼んだかよ?てかよキセキの世代...黄瀬涼太ってのはお前か?」
間違いない。
笠松先輩が言ってた大物ってのはこの人だ。
火神...
火神...
かがみ...
分からない。
大物って言ってたから顔見たり、名前を聞けば分かると思ったんだけどな。
黄「そうっスけど...あんた誰っスか?まず自己紹介してもらってもいいっスか?」
涼太の顔つきが変わる。
涼太も気付いたんだ...
この人が”大物って事”
火「おっと。そうだな!悪い!一年、火神大我だ。キセキの世代っつーのに会いたかったぜ」
火神大我...
やっぱり聞いた事ない...。
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作者名:nanana23 | 作成日時:2017年5月24日 0時