届かない声 〜幸村精市〜

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赤「頼む！今日も勉強教えてくれっ！」

『クスッ いいですよ』


最近赤也君に勉強を教えることが多くなった


だけど赤也君の回答がおもしろくて つい受けてしまう


赤「なぁ」

『はい？』


赤「Aってさ テニス部のマネする気って・・・ない？」

『・・・・え？』


赤「あっ いや・・・Aって料理とか得意？」

『人並みですね 出来ないこともないですが出来るかと言われると・・・』

赤「ならさ マネージャー やってくれね？」

『・・・・いいですよ？赤也君が勉強してくれるなら』

赤「するする！！絶対する！決定な！！」

『はいっ！』


テニス部の噂はよく聞く

カッコいいらしい

現に赤也君も幸村さんもカッコいい

でも人間外見じゃないし

・・・・だけど私の女子の友達は全員テニス部に惚れてるんですよね

私は２人以外テニス部の部員は見たことないので分からないんですけど・・・


『あっ 赤也君 ココ間違ってます』

赤「何っ！？会心の出来だったのに・・・・」

『クスッ だけどそれ以外合ってますので大丈夫ですよ』

赤「お おう・・・・・///」


赤也君の反応が楽しくてついいじってしまう


だけど今日は機嫌がいい


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それは あの人のお手伝いができるかもしれないから？

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