別の人の彼女になったよ【不死川実弥】

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『でも吃驚しちゃった！実弥が女の子連れてくるのなんて学生の時以来じゃない？玄弥もずっとソワソワしてたわよ。』


『…あー、そんなもんかァ。』






あれ？挨拶だけして帰るつもりだったけど自然な感じにリビングへ移動して行く。
取り敢えず流れに乗ってついて行くけれど色々と準備不足過ぎて戸惑いを隠せない。






『A、服乾いてるから俺の部屋行って準備して来い。お袋の服着てるから申し訳ねぇって気にしてただろォ。』


『あら？全然良いのにー！寧ろ、Aちゃんスタイル良いからチンチクリンになっちゃって申し訳ないわぁ。』


「いえいえ！勝手に借りてしまって本当にすみません！ちょっと着替えてきます…！」





不死川さんのナイスフォローで渡された服を受け取ると、急ぎ足で部屋ってその扉を閉めた。

速攻で昨日着ていたブラウスに袖を通し、タックパンツを履いた。合コンだからスカートの方がいいかと考えたけど仕事で外回りに付いていく予定が入っていたので動きやすいタックパンツにした私を褒めたい。スカートだったら側溝にハマった時絶対色々見えてた。






(ちょっと、流石に髪の毛は結ぼう…。)





鞄からシュシュを取り出して低めの位置でポニーテールに縛る。

化粧までしてる時間ないし、待たせすぎも悪いだろうと最低限の装備をして階段を降りた。


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