……。【参】

連鎖 ページ28

▷◁





「えっ、ま、マイキー君？なんで…じゃないや、いつから！？」

「オレも行くから。水族館」

「……大丈夫？A…」





ははっ、愚問だよタケミチ……マイキー君の言うことに断るという選択肢は、もう私の中にはないのさ…。

断れるほど強い私ではない。





「なーんの話してんの〜」

「ケンチン、日曜ヒマ？」

『！！？？』





ま、まままままマイキー君待って！！

なんか嫌な予感しかしない！！！





「ん〜…………ウン、別に今は予定ない」

「水族館行く？」

「行く。あっ、なぁ三ツ谷〜〜」

『！？！？』





嫌な予感連鎖！！！





「ど、ドラケン君！！？」

「ンだよドラケン、オレもう帰りてぇんだけど」

「日曜日、コイツらと水族館行くんだよ。オマエどーする？」

「おお、楽しそうだな！オレ行ってもイイの？」

「え、イイよね？」

「平気？A」





「ど、どうする…？A………」

『……………』

「大丈夫…？？」

『…だ、……………ぅ、』

「…本当に？」

『…………ん、』

「大丈夫そうです！じゃあ…えっと？…5人で行きましょう！時間とか諸々はオレから連絡しますね！」





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…と言った具合である。



うん…じゃあなんでバジ君いるんだよ！



ってなりますよね、、



それはね…私も集まってから知ったんです。










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都内の小さな水族館に行くかと思えば、マイキー君ドラケン君が「どうせなら遠く行こう」と提案したので、私としては久しぶりに都外に行くことになったのだ。

タケミチと私はバイクに乗れないので…いや、まぁ年齢的にはみんな乗れないんだけど、持ってる人たちの後ろに乗せてもらうことになった。



武蔵神社に集まると、そこには約束にいなかったバジ君の姿が。





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