恋柱の呪術転生【鬼滅の刃】×【呪術廻戦】

夢と入学 ページ6

A視点


──か＿＿さ＿＿かん＿＿＿かんろ＿さん＿甘露寺さん──


？私を呼んでいる？


目を開けると蝶の髪飾りをつけた綺麗な女性……しのぶちゃんみたいな……

って！！


「しのぶちゃん！？！？」


胡蝶しのぶ「ふふっ。はい 鬼殺隊蟲柱胡蝶しのぶですよ」


「……しのぶちゃん………しのぶちゃん！！！！」

胡蝶しのぶ「！」


私は、勢いよくしのぶちゃんに抱きついた


「うわぁぁぁああんん！！生きてる生きてるよぉぉ！！！！！！
良がっ”だぁぁ！！！！！！！！良かったよぉぉ！！！！！！！！！！」


胡蝶しのぶ「………甘露寺さん、ごめんなさい。私は死んでるんです…………」


しのぶちゃんは顔を私の肩に埋めた。

肩にはじわりじわりと滴が染み込んでいくのがわかった。


“泣いているんだ”いつも綺麗にニコニコと笑っていたしのぶちゃんが


「じゃあ、今しのぶちゃんがここにいるのは？」

私はふと質問を問いかけた。


胡蝶しのぶ「甘露寺さんにこれを渡したくて……」

しのぶちゃんは私の腕を優しく解いて、少し後ろに下がり
何かをとるようにしゃがんだ。


そして立ち上がるとまた私のところへ来た。

しのぶちゃんの手元を見ると


「羽織？刀まで……」


綺麗に畳まれた羽織、そして刀まであった。

しかも羽織はしのぶちゃんが着ていたものだった。

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