妹達の夢 のんside ページ31
のんside
「のん、そういえばあの時、一体どこへ行っていたの?」
「あの時って、いつ?」
「レイナ・フィーマンと、ナノハ・グレンシアを眠らせる前に、どこかに行っていたでしょう?」
「あー!あの時ね、迷子になってたんだけど、妹の方に会ったんだよ!」
「…ユイカ・グレンシアのこと?」
「うん!」
のんとちりは優雅にミルクティーを飲んでいた
「危険じゃなかったかしら?」
「ユイカだって、お姉ちゃんより力が無いって思い込んでるから、平気平気!…でも、まさかね」
「まさか、1人で過去記憶を発動するとは思いませんでしたけどね」
「でも、1人だけじゃ完璧にできないから、ダメなの!」
カオス・のんはふふっと笑ってから
「それに、あたし達に有利になるようにしたからね」
と、言った
「それって、どういうことですの?のん」
「つまりユイカは…」
その全貌を聞き終わったちりは
「なるほど、それでなのですね
上手くいくといいですわね…のん」
と、一言言った
「上手くいくよ、絶対
目覚めるだけじゃ、意味無いもん!」
ダッテユイカニハ
私達にヤミオチスルヨウニシムケタカラ…ね?
これで空白の書の子が1人でも増える…
しかもユイカは
『ワイルドの栞』
全てのヒーローとコネクトできる、とても強いの
その事は『あの人』に教えてもらったんだけどね
「ふふっ、あははははっ!」
「どうしましたの、のん」
「はー、やっぱり、目覚めることにとらわれているなんてねぇ、やっぱり滑稽だねぇ
中に、敵がいるとも知らず」
これでユイカを私達の元にスカウト出来たならこっちは強くなるわ
これから楽しみね…
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