番外編14【レミ、おとなになる!】 ページ37
※久々のレミちゃんと愉快な仲間達の話です
本当は本編の予定でしたが参考資料にしてた14巻が行方不明になりやがりました。見つかるまで番外編で乗り切ります!
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レミ「ソウゴ君、起きて起きて!」
沖「何だよ母ちゃん……今日日曜だぜ?
あと5分……」
レミ「もー今日は水曜日だよ?
それより起きてってば!」
沖「つーか、さっきから誰でィアンタ………
………は??」
自室で気持ちよく昼寝をしていた沖田は知らぬ声の主に肩を揺すられ渋々アイマスクを持ち上げる
そして目の前にいる人物に思わずフリーズした
レミ「……あれ?お〜い、ソウゴ君起きてる〜?
うわっ!!」
突然固まった沖田を不審に思い首を傾げたレミが彼の顔を覗き込もうとした瞬間、目にも止まらぬ速さで飛び起きた沖田に押し倒されてしまい思わず混乱する
というのもレミが混乱した原因は沖田の行動もそうだが、彼女が見た事のないような鋭い瞳でレミを見ていたからだ
レミ「えっ、何!?どしたのソウゴ君!!」
沖「お前……まさかAか?」
レミ「!」
この時、レミは全てを察した
この世界に迷い込んでから沖田達と過ごしていて、彼女は幼いながらに沖田の自分の母親に対する恋心に気付いていたのだ
だから今の自分の姿を見て沖田が取った行動もその心情を察すれば納得出来た
自分の手首を握っている沖田の手が震えているのを感じながらレミは冷静さを取り戻しゆっくり声を掛ける
レミ「…ソウゴ君、私はママじゃないよ」
沖「!……レミ?」
レミ「うん、レミだよ
ふふ、やっぱり私ママにそっくりなんだね」
少し楽しそうに笑うレミに沖田も苦笑いし、彼女からそっと手を離した
沖田がAと勘違いしたのも無理もない
今のレミは何故か16歳位の見た目になっており、その容姿もほとんど母親譲りだったからだ
沖「けど、何で急にそんな見た目になっちまったんで?」
レミ「ん〜、それが全く心当たりないんだよねぇ
今朝起きたら既にこんな事になってたの」
昨日まで何ともなかったんだけどなぁ…と顎に手を添え考え込むレミの隣で沖田も原因になりそうな可能性を頭の中で探っていた
が、結局分からず仕舞いで二人同時に首を傾けた時__
土「おい総悟、お前いつまで寝て………はぁ!?」
襖が開き第三者の素っ頓狂な声が二人の耳に届くのであった
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風蘭doll(プロフ) - マニ。さん» お返事遅くなり申し訳ないです!ありがとうございます!不定期ではありますが更新頑張ります! (3月6日 21時) (レス) @page36 id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 風蘭dollさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます💝 (2月25日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 天使長さん» ありがとうございます!面白さの原因は夢主が元銀魂界の人間だからです() (8月27日 11時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
天使長(プロフ) - 夢主が面白過ぎる笑シリアスとギャグのバランスが最高です!更新待ってます! (8月26日 22時) (レス) @page16 id: 01c5f89b1c (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 由良の門をさん» ありがとうございます!本人にメガネ掛け機なんて言ってしまうとどこぞの山犬の「黙れ小僧」ならぬ「黙れ小娘」で返してくれるでしょう (8月22日 15時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections
作成日時:2023年8月7日 0時