199話 ページ18
Noside
ｱｽﾞ「真面目に話を聞いた僕が馬鹿でした。降りてください。」
無料で話を聞いた結果、最終的にどうでもいいことでオクタヴィネル寮に悪態をつかれたアズール。
お前の頭がどうなってるんだと、心の中で呟く。
『やだよ〜。今はアズクンに構いたい気分。』
Aはそう言って、アズールに徐々にもたれかかっていく。
ｱｽﾞ「これ以上は対価を取ります。」
アズールはそうはさせまいと、両手で押し退ける。
『うちの会社とモスのコラボ企画。』
ｱｽﾞ「いくらでも話を聞きましょう。」
ニコリと笑ってAを自分の方へ倒す。
この男、対価さえあれば何でもするのだ。
ｱｽﾞ「どこか痛いところはありますか？肩もみでもしますか？さあさ、好きなだけ話してくださいね。」
目をギラつかせながら、アズールはAの肩を揉む。
『俺アズクンのそういうとこちょー好き。』
Aはケタケタと笑う。
ﾌﾛ「…何してんの？」
そこに扉を開けて入ってきたのは、スマホ片手に間抜けな顔をしたフロイド。
ﾌﾛ「Aが邪魔だから相手しろって連絡来たから来たのに、全然邪魔って感じに見えねーけど。」
ｱｽﾞ「ははは、邪魔？なんのことやら。Aがいてくれるおかげで、仕事が捗ります。」
なわけねーだろ。とフロイドは思ったが、何かしら餌撒かれたんだろな〜と納得し、特に気にする事は無くなった。
ﾌﾛ「てかさ、オレもせっかく来たんだから混ぜろよ。」
『俺の膝乗る？』
Aが胡座をやめて、自分の膝を指さす。
ﾌﾛ「乗る〜♪」
流石にこの巨体までもが上に乗られてはたまらないとアズールは思ったが、時既に遅し。
ズシッとアズールにかかる体重が、一気に重くなった。
ﾌﾛ「あはは〜Aの足ちっさくて全然乗れねぇ〜。」
ｱｽﾞ「ちょ、おもっ、」
『ちっさくねぇし。可愛いんだし。』
ﾌﾛ「それ否定してんの？」
3人でわちゃわちゃとしていると、また扉が開いた。
アズールは嫌な予感がして、扉を見る。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「……おやおやおや。仲がよろしいことで…。」
僕も混ぜてください。とジェイドまでもが乗っかろうとしていた。
その後のVIPルームでは、4人が仲良く密着して談笑しているという、微笑ましい光景が見れたとか見れなかったとか。
ｱｽﾞ「僕の負担が多い！！！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1583人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桃(プロフ) - イグニコールめためた面白くてゲラゲラ笑ってましたww小説でこんな笑ったの初めてですw応援してます！ (5月17日 0時) (
レス) @page4 id: 6a25fafd93 (このIDを非表示/違反報告)
怜央(プロフ) - オルト君がオバブロするのもすごいのにカーチェイスで戻すなんてさらにすごい…。やっぱり、作者様の脳内は私の考えなんて足元にも及ばないほど面白いですね。好きです。 (2023年4月6日 21時) (レス) @page46 id: 8acdf4d0f3 (このIDを非表示/違反報告)
ただの一般人 - オクタ回収…。す…すげぇや姉貴…(？)(小並感)自分のペースで、どうか無理だけはせず…。ツムツム頑張ってください！ (2023年4月6日 1時) (レス) @page45 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
ポラリん。(プロフ) - オクタ回収出来たんですか！？ ヴァネッサさん出たけどオクタ未だゼロです、、頑張ってください！ (2023年4月5日 3時) (レス) @page44 id: 7cbb01627a (このIDを非表示/違反報告)
hareotomiya0108(プロフ) - ツムツムなら仕方ないですよね頑張ってください！ (2023年3月31日 3時) (レス) @page42 id: cc5d6355d1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2023年3月22日 12時
