【男主】ぽまえらなんで全員‪α‬なの？【東iリiベ】

43度目のアーッ♂危機 ページ43

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『とうとう俺は目覚めてしまったらしい』

「へぇ〜闇の力？」

『そう闇の力…じゃねぇよ』

「ばはっ♡」



　皆様今の笑い方でお分かり頂けただろう。みんな大好き電マくんです。俺は昨日のあのマイキーとドラケンに気付かされてしまったことをまだ信じきれず、取り敢えず現場検証(？)に行くことにした。ちなみに電マは変態に見つかった時に逃げるためのタクシー(失礼)



「じゃあなんだよ」

『………そっちの気』

「ばはっ」

『お前すぐ笑うじゃん…俺結構真剣に悩んでるんだけど、しかも俺すぐ顔に出るっぽい』

「へぇ〜」



　コイツ何も興味無いな。煙草を吹かしながら、ブランコに座る俺を見下ろす。デカいなコイツ。俺だって結構身長あるのに、電マは190越えだもんな。最早俺とカップル身長差じゃね？は？俺何考えてる？もうやだ妄想癖までついてるじゃん。



『はぁ、…もう分かったわ』

「あ？なんもしてねーだろ」



　何もしてねぇけど分かっちまったんだよなぁ。立ち上がろうとして、電マがこっちに近寄ってくるのに気付いて立ち上がらずに見上げると、にっと悪どい笑みを浮かべられて嫌な予感が走る。それは当たった。



『うっげほっお前ふざけんなよっ』

「ばはっざまぁ♡」



　おもっくそ煙草の煙をかけられた。この電マは俺の気持ち考えねぇな。いやまぁ変に気に掛けられても、俺がまた変な思考に入るから。本人はまた何食わぬ顔で煙草を吸っている。



『クソ電マ…』

「半間だって言ってんだろが」



　また、煙吹きかけられると思って顔を伏せれば、ザッと俺の前に誰か立った。俺が見上げる前にりん、と鈴の音が聞こえて一虎だと直ぐにわかる。



『一虎…？』

「ばはっなにしてんのぉ？一虎ぁ」

「……いや…オーガくんが……思い悩んでそうだった…から」



　一虎は汗ダラッダラで俺を庇った(？)後を考えてなかったらしく、それだけ言って黙ってしまったが何故か俺の手は確かに握って離す様子がない。



「悪ぃな一虎ぁ♡俺は百目鬼に呼ばれて来てっからどっかのアホ共みたいにやましいちょっかいはかける気ねぇよ〜」

『やましいちょっかい掛けられてるって思われてるんだな俺。一虎〜？一応俺は大丈夫だぞ、あ、暇なら一緒に居る？』

「……オーガくんと…？いやいいよ…半間くんよろしく」

『あれ俺嫌われてて草』



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1日更新おさぼりマンさせてもらいました🙏

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