42度目のアーッ♂危機 ページ42
このままなら絶対続編言ってしまいますねこれ。まぁいいんですけれども汗汗
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『ん、んぅっうう、』
空いた手でマイキーの体を押し退けようとしたが、ビクともしない。ヒートのときとは違って、力は全然出るし、本気で押してるはずなのに動かない。なんだコイツゴリラか?
そのうち煩わしくなったのか、俺の押していた手にマイキーの指が絡められ握られた。違う、そうじゃない。俺は別にそうイチャイチャチュッチュしたわけじゃねぇ、違うやめろ、という意で抵抗すると、かぷ、と舌を噛まれた。
『、!ん゛ぅッてぇな!』
「美味しそうだったから、つい」
『お前のたい焼きにはヤクでも入ってるのか?いいかそれは幻覚だ。俺の舌はネギ塩タンじゃねえ』
痛くて、舌をべっと出したままでマイキーを見下ろせば、じっと猫の目のように俺の舌に釘付けになっている。こいつ多分俺の話聞いてないな。
「鬼ちゃんてうるさいくせにえろいよね」
『返事に困るな』
「犯/したい」
『おっ……と?』
いまだに、繋がれているマイキーの手がぎゅっと俺の手を握る。光を映さないマイキーの目に俺の引きつった顔が反射する。ヤバい、心音がドッドッと早くなる。逃げなきゃらならねぇのに、どっかで期待して本気で嫌じゃない自分がいる。
『アカン…俺…とうとう…』
「鬼ちゃん?」
「マイキー、オーガ、ガキ遊んでる公園でなにしてんだよ」
後ろからどっさりとした重さがかかり、視界の端に金髪が見えて俺に寄りかかって来たのはドラケンだ、と分かった。めちゃくちゃ暖かいなぁ、心臓の音まで伝わってくる…じゃなくて、とうとう俺も頭がキてるらしい。
『アカンアカンアカンアカンアカンアカンアカンアカンアカンアカンアカンアカン!!!!!俺は…!!!』
「うるせぇなお前カンカンカンカン踏切かよテメェは」
『おおおおぉぉぉうそうだよ!!!!特急列車通りますプアァァァァァァァァァンンン!!!!!!』(ヤケクソ)
「なに?鬼ちゃんうける」
マズい、俺はBLになりたかったわけでも踏切になりたかったわけでもない。イケメンに迫られて過ぎて、俺は恋愛体質になっちまったのか…?そこでハッと自分がマイキーの特服を着ていることを思い出して、すぐ脱いだ。
「鬼ちゃん寒いんじゃないの?」
『マイキーの匂いしてなんかそわそわする…って何言ってんだ俺は』
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皆さん欲しいオチキャラをコメントして下さると嬉しいです🥺
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る ー あ ー - 更新待ってます! (1月5日 8時) (レス) id: d59f1a159a (このIDを非表示/違反報告)
比嘉槐 - お久しぶりです!相変わらず主人公君が面白いですw春ちゃんとムーチョがシレッと「残党です」って言うとこ好きです(o^^o)頑張ってください!! (12月1日 20時) (レス) @page47 id: 0ffcd0578b (このIDを非表示/違反報告)
一尺八寸一犀 - わぁぁ…エロいですね…でも、好きな作品です///個人的に春ちゃんと灰谷兄弟が大好きなので主人公君と絡ませてもらえるととッッッても嬉しいです。大喜びします(私が)!!更新楽しみにお待ちしております!これからも頑張ってください! (8月19日 22時) (レス) @page47 id: 58171344cf (このIDを非表示/違反報告)
達也くん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます!! (2022年9月11日 23時) (レス) id: 70e33fb4f2 (このIDを非表示/違反報告)
アイアム陰キャ - 初めまして!いつも読ませていただいています!面白いです!更新頑張って下さいね‼︎! (2022年1月15日 17時) (レス) id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛之助 | 作成日時:2021年10月1日 7時