【ポケモン擬人化】BothHope･Guild

新メンバー【暖ゴロ】 ページ12

(いやだからなんで俺達の話なのに俺達無視で進めんの!?)


(んーでもちょうどいいんじゃない？ヘルガーに地図焼かれちゃったし、いつまでも宛のない旅続けるのもねぇ…………)



そんなことをルイが言う。こいつ絶対まだ本音隠してんな。顔ひきつってるぞ。


(本音は？)


(ｴｰﾅﾆｲｯﾃﾙﾉｰ？ﾎﾝﾈﾀﾞﾖｰ？)


嘘くっそ下手かこいつ。


( 本 音 は ？ )


(イーラさんがめっちゃこっち見て微笑んでて断れない。)




見ると、イーラさんがすごいこっちに微笑みかけている。…………ああ、これは確かに断れない。



(…………どうしよう拙者めっちゃ怖いでござる)


夜甲に至っては震えだした。


(まあ、行き場ないのは確かだしな。断る理由もねえだろ。)


｢…………おい、貴様らさっきから何コソコソ言っている。｣




唐突にテレパシーにハクさんが入ってきた。


｢なんで聞こえ…………そういえばキュウコンって結構エスパー技覚えたっけ。｣



むこうは普通に声出して喋ったのでそれに合わせる。



｢ああ、そうだ。………で、貴様らは結局ここに留まるんだな？｣


｢あ、はい。｣




｢ならギルド入れ。｣







｢｢｢…………へ？｣｣｣


さっきまで黙ってた二人とハモった。いや唐突極まりないな…………まあただ飯は食わせんと言う事だろうが…………



｢そう言うことだ。｣


｢！？急に思考読まないでくださいよ…………俺は別にいいけど、ルイ、夜甲。どうする？｣



なんとなくこの人には敬語が抜けなさそうだな。



｢いいんじゃない？元々なんか手伝いはするつもりだったし。｣


｢うむ。拙者も賛成でござる。｣



こいつら少しは悩めよ。まあいいか。


｢だそうです。なので、よろしくお願いします…………？｣



こうしてBothHope･Guildにはメンバーが三人増えたのだった。

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