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提案【*ねこふとん*】 ページ11

暫く考えていたハクがチッと舌打ちをした。
おおよそ「使えないな」とか思っているのだろう……。


「……使えないな」

「声に出さない!!」

「何も覚えてない奴らをどうしろと言うんだ」


やっぱり使えないとか思ってた、というか声に出した。
腕を組んで目を瞑っているラトにも声をかける。


「ラトも寝てないで何か考えてよ!」

「寝てない……面倒臭い奴らに追われてるなら追い出せ」


どうでもいいと言うようにラトは欠伸をした。追い出すとか、ギルドをやってる人が言うセリフじゃない。

二人に聞いてるとマトモな案が出ないので、もう私が考えるしかない。


「むむ……思い出すまで保護! こうしよう!」


そう案を出すとラトはあからさまに嫌そうな顔をする。昔の記憶もない素性の知れない奴らを保護するなんてまっぴらごめん、と言った所だろうか。

ラトはこんな感じだが、ハクは黙ってその案を受け入れた。


「わかった……ラトも、異論はないな?」

「……俺は、」

「追い出すつもりか?」


一瞬周りに冷たい空気が漂う。


「……チッ、わかったよ」


半強制的に従わされて、ガリガリと不機嫌そうに頭を掻きながら部屋を出ていくラト。


「今日はラトが飯当番だからな、コイツらの分も作れよ」


ドアの閉まる前に、ハクがラトの背中に向かって言った。
それにはこたえなかったが、ラトはしっかり作ってくれるだろう……多分。

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暖ゴロ@FGO好きイルル病魔族(プロフ) - *ねこふとん*さん» いえ……こちらのスマホが逝ってメモアプリが使えなくなったからですし…… (2017年10月5日 16時) (レス) id: 1d31c681fe (このIDを非表示/違反報告)
*ねこふとん*(プロフ) - 暖ゴロ@FGO好きイルル病魔族さん» すみません、私が更新できなかったから(;・∀・) (2017年10月5日 16時) (レス) id: bb9a4cfa97 (このIDを非表示/違反報告)
暖ゴロ@FGO好きイルル病魔族(プロフ) - 更新ありがとうございます!俺もしようと思ったんですが……あれ……?夜甲って目に何隠し持ってたんだっけ……レイルイの過去も忘れてきた…… (2017年10月5日 0時) (レス) id: 1d31c681fe (このIDを非表示/違反報告)
*ねこふとん*(プロフ) - 暖ゴロ@イルル病魔族さん» パスワードありがとうございます! 短いですが早速更新しました! (2017年10月4日 23時) (レス) id: bb9a4cfa97 (このIDを非表示/違反報告)
暖ゴロ@イルル病魔族(プロフ) - *ねこふとん*さん» すみません!前のアカウントの方に送ってたみたいです!送り直しますね! (2017年10月4日 22時) (レス) id: bf06fa08bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暖ゴロ&*ねこふとん* x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年12月5日 22時

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