【ポケモン擬人化】BothHope･Guild

食事【*ねこふとん*】 ページ13

メンバーが増え内心とても喜んでいると、遠慮なしに扉が開かれた。


「……おい、飯できた」


扉から、いつもより大分不機嫌なラトが声をかけてきた。
ハクは私にそいつらを連れてこいと言うような目線を向け、ラトと共に先に広間に行ってしまった。

閉じられた扉をみて少しため息をついた。



「先に行っちゃった……」

「……普段からあんな感じなのか？」


少し驚いたようにレイさんが言う。夜甲さんもルイさんも同じような疑問を持っているようだ。


「そんなことないよっ！ 普段はすごく優しいんだ……でも、優しいから警戒してるのかも」


ちょっと困ったように笑うと、3人は首をかしげた。

……そう、優しいからこそ2人は警戒しているのだ、ハクは私とラトとの為に、ラトは私と自分の為に。


「まあ、大丈夫！ 2人とも人見知りなだから！ さあ、はやくご飯にしよう！」


3人をつれて広間に行くと、そこにはちゃんの人数分の食事が揃っていた。
それに、何時もよりは種類が多いようだ。

ほら、やっぱり、ラトは優しい。
それをもっと前に出せればいいんだけどな……。

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