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名前 【黒太宰治】 ページ12

「ねぇ、君は何時になったら私の名前を呼ぶんだい?」

「貴方がきちんと仕事をしたらですかね。」


双黒ノートを作ってから数日、私は今日も今日とて太宰さんに書類仕事を押し付けられていた。



「めんどくさい。」

「じゃぁ諦めてください。」


此方としては最早太宰さんが仕事をするのは諦めきっているのでいいのだが、太宰さんはそうでも無いらしく、恨みがまじく此方を見ている。



「大体君、中也のことは名前で呼んでるじゃない。」


「貴方は上司でしょう?それに中也は……ほら、威厳が無いから。」


「ぶはっ……!」


適当に誤魔化すため述べた言葉だが、太宰さんは思いの外面白かったようでツボっている。



「あー面白い。今度これをネタにからかおうかな?」


「絶対にやめてください。」



そんな事したら頭グリグリ攻撃されてしまう。
……笑い事じゃないくらい痛いんですよ?あの人の頭グリグリ攻撃。



太宰さんは笑いが収まったのか、じっと此方を見ていた。



「……なんですか?」



それはもう、体に穴が空くんじゃないかってくらい。



「いや?……やはり妬けるなぁと思って。」



太宰さんは椅子に下ろしていた腰を上げ、書類仕事で机に向かっている私の元へ来る。

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- よろしくお願いします! (2019年5月23日 21時) (レス) id: 57759288c6 (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - 零さん» はい、大丈夫です。遅くなるかも知れませんが必ず書き上げます! (2019年5月22日 0時) (レス) id: 6c8434df42 (このIDを非表示/違反報告)
- 罰ゲームでメイド服着させられたのを読んでみたいです (2019年5月21日 20時) (レス) id: 57759288c6 (このIDを非表示/違反報告)
- リクエストよろいですか? (2019年5月21日 20時) (レス) id: 57759288c6 (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - ひよさん» 了解しました!少々お待ちください。 (2019年5月5日 12時) (レス) id: a93e3e53df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山猫 | 作成日時:2019年2月23日 21時

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