第6話 ページ6
「GODDAMN！
絶対に破談させる気ないっすよ。」
「でも、英智くんだし大丈夫じゃない？」
と、凪砂くんは言うけど、それを遮るように七種くんと日和くんは
「僕は英智くんに文句を言いに行きたいね！」
「自分も殿下に賛成です。まるで妹君を寝取られた気分です！」
「七種くん、その言い方ちょっと卑猥…。」
思わず突っ込んでしまったが、2人の言葉に漣くんと私は思わず呆れて、凪砂くんは何を考えているのか分からないけど平和的にお茶を啜ってるし、2人は2人でヒートアップしてるしで、そこそカオスな空間になっていた。
「おひいさんも茨もとりあえず落ち着いてください。」
「ねえ、Aちゃん。日和くんに茨、ジュンに言われても落ち着く様子がないけど、大丈夫かな？」
「ほっといて大丈夫だと思うな。うん、あとは私が何とかしないといけないし。」
私は、あの二人の暴走を見るのは久しぶりだな…と思いつ
つも、そういえばと思いふと時計をみる。
「凪砂くんに漣くん、門限大丈夫？」
「あ、やばいっすね。
おひいさん置いていきますよ〜」
「私たちもそろそろ帰らないと…茨、帰ろう」
すると、2人とも仕方がないという感じに、私に向かってこういってきた。
「今週までに破談出来なかったら、僕が直接英智くんに直談判しに行くね。
だってそうじゃないと、どのみち転校できないんだからね！」
「今日のところはこれでお暇させて頂きますが、定期的に自分だけにでも連絡してください。」
Eden、私に甘くないか？？？
と、ふと思うけれどまあ、悪い気はしないしいっか。
「わかった！じゃあ今日はありがとうね。
お気をつけて！」
すると皆ちゃんと返してくれて
「うん、ありがとうAちゃん。」
「また近くに帰ってくるね！いい子にしてるんだよA」
「お邪魔しました〜、まあ頑張ってくださいね。」
「自分も失礼しました。それでは妹君、今後もよろしくお願いしますね！」
夕焼けに染まった空を眺めつつも、今日は波乱の1日だったなぁ…と一日の感想を夕日に呟いた。
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。 - 蓮見じゃなくて蓮巳です。 (3月10日 23時) (
レス) @page8 id: 4dba0393ab (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - ありがとうございます、めっっっっちゃきゅんとしました! 推しが…英智先輩になってしもうた……………もう最高すぎます! (2023年3月29日 8時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
草林檎(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて恐縮です。改めまして、ご感想本当にありがとうございます。 (2022年8月2日 19時) (レス) id: c346cb75c8 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 英智の策士っぷりかっこよすぎでした‼︎新作も楽しみにしております‼︎ (2022年8月2日 0時) (レス) @page35 id: 2801323682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：草林檎 | 作成日時：2022年7月13日 23時
