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8story シュウside ページ9

いつものように訓練が終わり、外へ出る。



シ「やぁ白竜。今日の訓練はいつもよりもハードだったように感じない?」



僕は、いつものように、隣にいる白竜に話しかけた。



白竜は「そうだな。」とだけ言って夜空を見上げる。



ここから見る景色は特別。



ああ、隣にはあともう1人いたのにな。



大切な人。僕が守りたかった人。



でも、守りきれなかった人。



サッカーとは何か、教えてくれた人。



はぁ、思い出すたびにこうしてため息をついてしまう。



海の方へ目をやると、............



船が......ある?



船があるということはまた新しいやつが来たのかな?



シ「白竜。新しい人が来たみたいだよ。行ってみない?」


白「ああ。」



その返事を聞いて、僕と白竜は歩き始めた。



新人の時は確か遅くまで訓練するんだよな。



僕と白竜は、ランプが付いている扉を探す。



............あった。



出てくるまで待っていようと思ったら、分厚い扉の向こうから、助けを求める声が聞こえる。


貴「だれか......開けてってば」



なんだか聞いたことのあるような言葉。



僕は無意識に動いて、彼女を、Aを助けていた。

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作者名:弥風 | 作成日時:2018年1月26日 18時

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