【イナゴ】私の両親はエイリア学園最強でした。【シード】 (ページ8)

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7story ページ8

シュウと白竜と名乗る少年たちに助けられ、私は食堂らしきところへときた。

貴「あの、私、基山Aって言います。先ほどは本当にありがとうございました。」

私は自己紹介とともにお礼を言った。

するとシュウが水を持ってきてくれた。

シ「まぁまぁ、ゆっくり休んでね。」

白「おい。お前はどっから来たんだ？」

急な質問に驚きながらも、私は冷静に答えた。

貴「いや、私は東京から無理やり連れてこられたんだけど......」

質問に答えても、白竜は興味なさそうに「あっそ。」と言った。

約30分くらい休んだだろうか。

私が落ち着いてきたのを見てシュウが

シ「じゃ、そろそろ戻る？」

と言った。

『もどる』その言葉を聞いた私は耳を疑った。

貴「戻る......ってまたあそこに......！？いゃだ......そんなの。」

白「......。」

そんな私の言葉を聞いて

シ「大丈夫。また助けにくるから。」

シュウはそう言って私の手を引き、歩き始めた。

『助けにくるから。』その言葉を信じ、私はさっきの部屋へと戻った。

貴「大丈夫......なんだよね？」

シュウと白竜は、不安な私の心の片隅にそっと居てくれるような感じだった。