丗肆 ページ36
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人生でここに来ることないと思ってた、、。
「俺の嫁達がここで捜査をしてくれているんだが、定期連絡が途切れちまったんだよ!!!!!」
あぁ。あの美人さん達か。
え、それまずくない?
「とりあえず売り込みに行くぞ。ついてこい。」
場所は三ヶ所。ときと屋、荻本屋、京極屋。
炭治郎くん達の顔見たら吹き出しちゃうから、見ないように後ろを歩く。
後ろ姿でも面白いよ?何事?
気付いたら宇随さんの美形なお顔のお陰で炭治郎くんと伊之助くんが売れていた。
あれ?
私、
「「余ってる?」」
善逸くんと声が被る。
え?私、女だよ?
なんで男の子達の方が売れるのさ。
「頑張りましょう。善逸くん。」
最後のお店で私が持ってる全ての色気を出してみた。
皆、無言になったから恥ずかしくて仕方なかったけれど、、、
なんとか売れ残りは防げた。
二人で京極屋に売られる。
一人でなくて少し安心だ。
「夜、様子を聞きに来るからな。」
それだけ言って宇随さんは背を向けて歩いていった。
かっこいいんだよなぁ。宇随さん。
顔も、奥さんを大事にしている所も。
前みたいに時々頭おかしくなるときあるけど。
「アタイ、吉原一の花魁になる!!!」
隣の善逸くんはどうしたのかな?
宇随さんの態度が原因だな、、。
頑張れ、少年。
、、、さて。
私がここで血を流せば鬼はすぐに見つかるだろう。
けれど今はそれが使えない。
宇随さんのお嫁さん、
まきをさん、須磨さん、雛鶴さん
を無事に見つけることが今は大切だ。
何かがおかしい。
なんとも言えないこの店の空気。
これはもしかしなくとも、、、
上弦がいる?
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あずき。(プロフ) - つばきさん» ありがとうございます!! (2019年11月8日 19時) (レス) id: 649f8509af (このIDを非表示/違反報告)
つばき - 面白い! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 7c96c23d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずき。 | 作成日時:2019年11月4日 19時